4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

読経、献花、出棺、バスに乗って火葬場、待ち時間。どの街でも同じだ。

2月28日(水)

ホテルですっきりと目覚める。コーヒーは部屋になかったが緑茶があったので、お湯を沸かして緑茶を飲んで、仕事をした。

7時20分に、上の子のスマホにビデオ通話をかける。

妻は朝から仕事のため、今日は子供らだけで朝食を食べて学校に行くことになっているのだ。

7時20分と約束していたのに何度鳴らしても出ず、まだ寝ているのかと心配になったがすぐに折り返しがあった。6時半くらいに起きて元気にやっているよ、とのこと。

朝食を食べる店が近くになく、近隣のコンビニでおにぎりを買ってもさもさと食べる。外で素手でおにぎりを食べていると手が凍り付きそうになるくらい、寒い。

タクシーに乗って式場に到着。そこからはいわゆる葬儀である。身内だけの小ぢんまりとした葬儀。母方の家系は真言宗らしい。密教らしく不思議な音やお経が多くてにぎやかである。

読経、献花、出棺、バスに乗って火葬場、待ち時間。どの街でも同じだ。必然、父を思い出す。

火葬が終わるのを待つ間、付属の食堂でそばを食べた。昼には早かったが、このあとランチを食べる時間があるかわからなかったからな。

何しろ15時からは社外セミナー登壇という予定があるのだ。これはどうしてもキャンセルできなかった……

すべて終え、荷物をまとめて、喪服のまま札幌に。仕事のためにビジネスホテルの部屋をひとつとってある。いとこが車で送ってくれた。世話になってばかりであるなぁ。

少し時間が早かったので近くの喫茶店でコーヒーを流し込み、喪服のままビジネスホテルのコワーキングスペース利用にチェックインし、部屋で赤いセーターに着替え、仕事をする。

仕事が終わったらてきぱきと片付け、チェックアウトして、そのまま電車で新千歳空港へ。

ゆっくりとビールが飲みたかったので居酒屋みたいなところに入って、ザンギとラム串を食べた。なにしろ肉を食ってなかったのでな。そして肉でもりっとビールを飲んだ。

飛行機は時間通りに出発した。帰りは寝ていく。

そして22時前くらいに到着し、羽田から電車を乗り換えて家に帰ってきた。

ぐったりと疲れているが、このくらい弾丸予定でも札幌はどこか懐かしさを感じる。寒さが透き通っている。やはり寒い地方のほうが肌に合っているのかもしれない、といつも思うけど本当かなぁ?