4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

あきらめるという抜け出し方もある

6月24日(土)

土曜だが子供らは学校がある。学校公開は土曜まで続き、平日仕事がある親でも参加しやすいような配慮がある。

私が小学校のころから比べると親に対する配慮がすごい。ただでさえ子供に求められる水準が上がるのに、先生たちはこんなに優しくて大丈夫?

案の定あまり大丈夫ではないらしく、新任で来ていきなり下の子のクラスを担任することになった先生はやんちゃな生徒による学校の崩壊を止めることができず、ひとまずサポートの先生が各授業を担当する、というモードに入ったらしい。そりゃそうだよ、大学を卒業していきなり8歳児とか9歳児を面倒見ろったって無理だろうよ。

子供らは学校に行き、妻とスーパーに行く。妻と二人でスーパーに行くなんていつぶりだろう。だが特に感慨もなく、二人で淡々と買い物をして帰ってきた。

妻は学校に行った。私は家に残って、ポケモンをして、仕事。

ポケモンは英語でやっている。四天王直前で、ためていた学校の授業を順番に受けているが、ゲーム性は全くなく提示された英語を読むだけであり、これはゲームではなく単なる英語の授業という想いが強くなる。

英語の授業を終え、仕事をしていると妻が帰ってきた。下の子のプールを見に行ったが、見に行ったときにはすでに授業は終わりシャワーを浴びていたのだという。残念だな。子供らが帰ってくるまでの1時間半くらいで我々もランチをとらなくてはならない。

ちょっといいものが食べたいよね。とんかつの啓示を受けていたので、少し歩いたところにある昔ながらの洋食屋へ。昔ながらの洋食屋、ちょっとごちそうという感覚を適切に突いてきてくれるのでぴったりだった。

大きいとんかつ(いや、カツレツ)を食べた。妻はチキンカツを食べた。今のところ何も勝負事はないが。

午後は子供らをバレエに連れていく役は妻がやってくれるので、私は御徒町まで魚を買いに行く。うっかり新宿線に乗ってしまい、秋葉原で降りてそこから歩いていく羽目になった。

いろいろ迷って、サバとイワシを買った。サバは捌いてもらったら思ったより小さかった。

帰って料理。まずは枝豆をゆでてそれをつまみながらビールを飲み、ぼちぼちイワシを梅煮にし、サバをマリネにし、チキンキーマカレーをつくる。残った鶏ひき肉で鶏団子スープにして夕食とする。

この時期、夕方が長くて楽しい。長い夕方に枝豆をつまみながらビールを飲みながら料理をするのが本当に楽しい。仕事にゆとりがあるからこそできる時間の過ごし方だ。

私の場合、仕事にゆとりはないが、もうあきらめた。あきらめるという抜け出し方もあるのだ。