4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

これが俗にいう「居場所」だ。

9月24日(土)

児童館というものがあるのは知っていた。児童の館だ。しかしそれが何をしてくれる施設なのかはよくわからない。

ここ数日、上の子がスマホを欲しがっており、スマホがなくて困ったことはないのか聞いたところ、「公園からみんな児童館に行ったんだけど自分だけ入館証がなくて困ったんだよー」とのこと。スマホ関係ないし、それは困るよな!

というわけで雨ではあるが児童館に行くことにした。

朝食のおかずにポテトサラダをつくった。白飯とポテトサラダ、適当な炒め物。そして子供たちは妻と児童館へ向かった。私はずっと仕事をしたりMTGアリーナをしたりする。昼食はやきそばの予定。しかし豚肉がなくて、ヒマだったので雨の中近所のまいばすけっとまで行って豚肉だけ買ってきた。スーパーに行って一品だけ買ってくるというのは行動としてぜいたくだな。

帰ってきた子供らが実に、実に楽しそうであった。お友達もいたらしい。いろいろなボードゲームがあって、本もたくさんあって遊び放題なんだそうだ。そしてたまたま、紙粘土でパフェのおもちゃをつくろうというイベントをやっていて、飛び込み参加してきたのだという。

すべて無料である。実に、実に子供に手厚い。納税がきちんと次の世代に使われているという実感がある。

私の実家の近くには文化センターがあった。少しだけ行ったことがあったが、学童をやっていてなんとなく近寄りがたく、すぐに寄り付かなくなった。併設しているプールには何度か遊びに行った気がする。焼きそばを食べながらそんなことを思い出した。

午後は妻がパン教室に行ったので、さあ何をするか、一も二もなく児童館の再訪となった。そのままバレエなので荷物をもって、傘をさしていく。

児童館は歩いて5分くらいのところにあった。階段を上って入る。児童館としかいいようがない空間。少し低めのテーブル、本、棚に並んだボードゲーム

上の子はお友達をみつけて、一緒に遊んだ。私は下の子と知らないボードゲームをやって良く負けた。

児童館にはつぎつぎと児童がきた。親と一緒に来ているのはわが子たちくらいで、あとは皆子供だけで集まって卓球をしたり、スマホを使って人狼をしたりしていた。係員さんがいて、受付をして、子供と遊んでくれている。土曜なのに。

これが俗にいう「居場所」だ。

私はなぜこういう地域の居場所に寄りつけなかったんだろう。

1時間半ほど遊んで、私はタニタ式食堂のレシピを眺め、バレエに送っていく。バレエ教室は学区内とはいえ学区のちょうど反対側で、今までずっと送り迎えしていたが今日はどういう風邪の吹き回しか子供だけで帰ってくるのだという。

そうですか。帰りにスーパーによって煮干しとアーモンドミルクを買い、アーモンドミルクを飲みながら帰ってくる。

1時間ほどして大雨が降り出し、やきもきしていたら子供らが帰ってきた。傘をさしてもなお濡れている。子供だけで帰ってこれたのは誇らしいが雨が強すぎて少し怖かったそうだ。

夕食は昨日作っておいたカレー、トマトサラダ。