4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

チンギス・ハーンがみんなのおじいちゃん

4月14日(日)

子供らに朝食を食べさせるが、飛行機の時間を考えると昼食も少し早めにしないといけない。

数秒考えた結果、昼食はホットケーキにすることにした。

出張の最後の準備をする。インナーダウン、持っていくかどうか迷ったが、かさばるものの軽いので持っていくことにした。

子供らは私が出てから妻が帰ってくるまで留守番、しかも上の子は昼過ぎから塾のテストなので下の子がひとり残されたりする。ポップコーンを買ってやった。ポップコーンがあれば、テレビで映画を見て留守番できる。

良く晴れた日だ。ホットケーキは下の子が手伝ってくれた。チョコとバナナを入れてスイーツに。

そして先日衝動買いしたアディダスのフェイクレザーのトラックジャケットを着て、いざ出発。先日の台湾出張のときのように財布を忘れるわけにはいかない(仮に忘れても今回は団体出張なのでどうにかなる)。今振り返ると私は今回の出張に忘れ物はしなかった。偉い。

成田までは時間が微妙だったのでいつもどおり京成スカイライナーで。席がひろびろしていて、揺れも少なく、とても快適だ。成田で同僚と合流して、飛行機に乗り込む。

モンゴル行きも3回目となるとだいぶ慣れたものだ。韓国の上を突っ切って、リャオトン半島の上を通って、北京の北側をかすめ、ウランバートルへ。機内食で「ビーフ」を頼んだらハンバーグが出てきて、うーん、まあビーフか。

技術哲学の本を読んだり、フレネシの音楽を聴いたり、寝たり起きたりしていると着いた。外はずいぶん寒そうだ。

日曜だというのに数人のメンバーがお迎えに来てくれて、車に乗って市内へ。ずっと技術的な会話をしていて楽しかった。

モンゴルについて、私は少し古いホテルだったが良いホテルのみなさんをチェックインしてもらって、食事へ。

伝統的なゲルを改装した店内だった。こんな店あったんだ。

そして羊をそのままゆでたやつらがボンボン出てきた。どれもこれも最高に美味しい。

頭の肉を削って取り分けるのは一番偉い人の役割だそうだが、私も少しそれをやった。上あごの裏側はテキスタイルみたいになっていて、それを女性に取り分けると裁縫がうまくなるのだという言い伝えがあるのだそうだ。

あとはチンギス・ハーンがみんなのおじいちゃんなんだそうだ。これは一種のよくあるジョークだそう。

「最高」と一言にしてしまうとシンプルだが、文化的バックグラウンドを知りながら、そして皆さんのホスピタリティを感じながら味わう料理というのは漫然と食べる名物料理よりもはるかに味わい深い。

ホテルにチェックインした。エレベーターの片方はずっと故障中で、もう片方と、従業員用っぽいエレベーターだけが動いていた。すぐに寝た。