4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

いないいないばあみたいに夏が出てくる

6月18日(土)

朝から子供らが起きてテレビを見ている。

朝6時台から、「前日テレビを見られなかったので30分長く見ていいか」の打診が案の定下の子からなされ、妻とあれこれやりあった結果1時間12分という結果になった。

上の子が朝から何かぶつぶつ言っている。聞くと「スマホ買って」であった。スマホなぁ。

まったく必要ではないし、上の子に与えることはつまり下の子にも与えることになるのであれこれが2倍になるし、まあ塾に行き始めてからでいいんじゃないかな。

しかしいつものことで延々と「いつ買ってくれるの」「どうしたら買ってくれるの」「なんで買ってくれないの」のリピートになってきた。妻は必要ないと思っている派だが私はどちらでもいいと思っている、というすれ違いもある。

妻といろいろ話した結果、「子供がスマホを持つことの悪い影響について調べてレポートし、対策を立てたらよし」という結論になってきた。我ながらなかなか良い落としどころだと思う。

午前中は仕事場の倉庫の片づけをして、妻が習い事から帰ってくるのを待つ。子供たちはスライムで遊んでいる。

昼食を何も考えていない状態で妻が帰宅する。今まではバレエの時間が早かったのでこれはヤバい兆候だったが、バレエの時間が遅くなったのでゆっくり構えてよくなった。ゆっくり湯をわかし、パスタをゆで、トマトを炒めてトマトバジル水菜スパゲティに。

午後はホームセンターで倉庫用の棚を買ってくる。カラーボックスが1000円というのはいつまでたっても呑み込めない。なんでそんな安いの。それからスーパーに行って野菜と肉を買ってくる。

子供らがバレエに行き、妻が付き添っている間、近所のビール屋に赴いて本を読んだ。西洋美術とレイシズムの歴史に関する本でこれが面白い。差別的な意味合いがなかった聖書の文言がいつしか差別的な文脈で使われるようになる、しかも差別をしているのはいつもキリスト教であった、という内容だ。アフリカ、アメリカ、アジア、ユダヤ、そしてイスラーム

店主に対して「ビールの最高のつまみは湿度」という持論を展開して困らせるなどした。

家に帰り、料理をしている風に見せかけながら枝豆をゆで野菜を切り、それをつまみながらビールを飲んだ。夕食はとうもろこしご飯と豚の味噌漬け焼き。

夏がすぐそこに来ている。梅雨で一瞬季節がカモフラージュされ、いないいないばあみたいに夏が出てくるのが毎年おもしろい。