8月2日(火)
リビングの片隅に平べったい紙箱が置いてあって、その上にはだいたいおもちゃや紙や工作の破片が積まれている。
これは「土曜に捨てる箱」です。
リビングで見つけたかたづけそびれたものたちを、大事だろうが大事じゃなかろうが、大人がぽいぽいこの箱に投げ入れていく。そしてこの箱にはいっているものは土曜の朝に捨てるというルールがある。
リビングも雑に片付き、子供たちも金曜や土曜には要るものと要らないものを選別していくため捨てるべきものが残っていく、画期的な仕組みだ。
子供と暮らしている人ならわかってくれると思うが、日々において「捨てていいもの」と「捨ててはいけないもの」の分別にすさまじいストレスが生じている。
凄まじい暑さが予報されている。37℃とか予報に並んでいる。
結果として37℃になる日はいままでもちょくちょくあったと思うが、予報として37℃というのはあまりなかったのではないか。しかも2日連続だ。
朝食にご飯と適当な味噌煮と適当な芋を出し、朝食を食べながら子供部屋を片付けようねという話をした。午前中に片付けと宿題が終われば、午後はテレビをいっぱい見ていいよという約束をする。
午後は上の子が予防接種(日本脳炎)があって、そのついでにアレルギーテストを受けることになっている。それを差し引いても4時間くらいテレビを見るポテンシャルはある。子供たちは勇んだ。
私は仕事。午後は半休をもらうつもりだったが作業が立て込んでいるのであきらめ、集中して作業する時間とする。
昼食は子供たちと妻がホットケーキを焼いてくれた。足りないので冷凍のパンを解凍し、それでも微妙に足りないなという空気でランチは終了。昔からホットケーキミックス1袋でごまかしごまかし一食分にしてきたがもう限界である。次回からは2袋使って良いことにする。
午後はしっかり作業をして、病院から帰ってきた妻と子供たちが注射の褒賞にソフトクリームを買いに行くというので私もついていく。
15時半の外は暑い。風情もなくただただ灼熱だ。高級食パン屋でソフトクリームが売っており、家族皆で道端に並んで食べたが、食べるそばからぐんぐん溶けていく。
暴力的な暑さから逃れるように家に帰り、ふたたび仕事。
比較的ヒマな妻が家事を全部やってくれるので日記に書けるのが「仕事」しかなく寂しい。夕食のニシンも焼いてくれたし。