4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

「甘い物としょっぱい物をとりあえず合わせました」みたいな甘じょっぱさ

5月3日(水)

にんじんの葉がたくさん残っているのでどうにかしてくれと昨晩、言われているのだった。

お焼きにしようと思っていて、クックパッドを眺めていると、ホットケーキミックスを使ったレシピがあり、正直ホットケーキミックスよりも普通の粉と卵で焼いたやつのほうがおいしいと確信してはいたが、妻がホットケーキミックスも余っているので使ってほしいというのでそれを作ることに。

にんじんの葉を刻む。大量にあったが全部刻んで、ホットケーキミックスとだし汁、しょうゆをまぜて焼いた。うーん、、、何もいうまい。こういう「甘い物としょっぱい物をとりあえず合わせました」みたいな甘じょっぱさを美味しいと考える生き方もあるだろうし私は否定しない。でも次は普通に作るよ。

台所で野菜を刻んでいると犬が来るようになった。葉っぱやにんじんの切れ端を与えているからだろう。太り気味の犬にとって生野菜のおやつは良いだろうと思って与えている。

午前中に実家に行き、犬を預けてくる予定だ。少しだけ散歩させおしっこさせたあと、クレートに入れて子供らをつれて実家へ。

犬は結構、重たい。クレートは硬くて、犬が動くので重心も移動して、重さ以上に疲れる。

どうにか実家につくと、母が昼食を出してくれた。サンドイッチとサラダとパン。子供たちは大喜びで食べる。

母、私、二人の子供。ジェンガが2本抜けたような構成の集まりだ。いびつだが人生はそういうものだ。完璧な家庭のほうが少ないだろう。

父の部屋に残っていたメタルラックの解体の手伝いをする。父の形見のカメラをカメラ屋にもっていこうとしたら、「来ても二束三文にもなりゃしませんよ」と露骨に嫌な顔をされたのだそうだ。なぜかたくさん残っていたPCのバッテリーの処分の仕方について議論をする。ここにはまだ死が残っている。

午後、犬を置き去りにして帰ってきた。いたらいたで気を使うが、いないならいないでさみしい。リビングに来てふとケージを見てしまうが、誰もいない。飼い犬とはそういうもののようだ。

子供たちはバレエのレッスンがあるので行った。私は夕食に、豚肉に粉をつけてバターで焼き、昨日の中華煮の残り汁とワインとりんごジャムを煮詰めたソースをかけたものをつくった。おいしいし、アイデアフルだし、簡潔だし、完璧だ。

翌朝は早いので家族みんなで早々に寝た。