4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

お金つかったら一生くだものぬき(2か月)

6月4日(土)

電子レンジの調理が終わったあと、電子レンジの戸をあけるタイミングについての議論があった。

我が家の電子レンジは温め終わると「ドミソミラファミソファミレソド」とメロディが鳴るのだが、それが鳴り終わってから戸をあけてほしいと妻がずっと言っていた。電子レンジから発せられる「何か」が落ち着くまでということだそうだ。

申し訳ないがあまり共感できない。こういうのは敏感なほうにあわせるのが生活のコツだと知っているので私もずっと従っていたが、あるとき「このままずっとメロディの鳴り終わりを待つより、調理が終わった瞬間に戸を開けていいことを妻に納得してもらう方が長い目では得ではないか?」というアイデアがよぎった。

電磁波も光みたいなもんだから、電子レンジの光が消えた瞬間に電磁波も消えるんじゃないかな、と説得した。それでも「メロディが鳴り終わるところでやっと安全になるのではないか?」と妻がいぶかしんだので、じゃあメロディを変えよう、と設定をいじって「ピピピ」という電子音に変えた。

音は短くなった。安全性に問題はないはずだ。

電子レンジの鳴り終わり音を切り替える機能、ほんとに日本的だなと思う。MIEREのオーブンなんてタイマーすらついてない。

土曜だ。前日に妻が買ってきたパンを食べる。料理が面倒くさくなって、小松菜のグリーンサラダだけつくった。週末はとくに予定がないのでのんびり過ごそう。

妻が習い事に行っている間、昨日格闘したブログ巡回マシンを完成させ、いずれ全社公開する前提で試運転を開始する。やったぜ。

子供たちはその間ずっと新聞を切り抜いたりしていた。ひと段落したところで子供らをさそってスーパーにいく。

下の子は「お金を使わない、もしどうしてもほんとにほんとにもうめちゃくちゃ欲しくてしかも安いものがあったら使うけど、使わない」といってついてきたが、誘惑に負けてなんかグミを買っていた。108円。意思がガラス繊維のようにもろい。

家に帰ってきてから「お金つかったら一生くだものぬき(2か月)」と小さい紙に書いて財布にしまっていた。自分でも誘惑に抗いたいという意思はあるようだ。

昼食はチーズを大量に削って、ソーセージを薄切りにして、ソーセージカルボナーラを作った。作り方さえ覚えてしまえばこんなに簡単でうまいパスタはない。

下の子のバレエのクラスがひとつあがって上の子と同じになったと思いきや、お友達と遊ぶといって早めに出ていった。私は歩いて隣駅の成城石井まで行って赤ワインビネガーとポテトチップスを買ってくる。ついでに写真をぽつぽつ撮ってきた。

家に帰ってきて、ピアノを練習して、子供と妻の帰りを待つ。ぜんぜん帰ってこないので寝てしまった。

ようやく帰ってきたのはもう18時になろうかという時間である。

夕食も手抜きがしたかったので、きゅうりの浅漬けと、ゆでた枝豆と、白菜と豚肉の中華スープにする。昼間は暑いと言えど夕方になると肌寒く感じる日に、スープはありがたい。

子供らは今日から自分たちで寝ることに決めた。

自分たちだけで1週間寝る。

→子供部屋のベッドを二つに分けて1週間寝る。

→子供部屋の机のレイアウトを考え、手配する。

→リビングの子供の荷物やランドセル置き場を子供部屋に移動する。

→空いたスペースを寝床にして猫を飼う。

こういう作戦になっている。子供が動物の飼いたさを強く主張してくる中で、私もなんとなく猫が飼いたくなったからな。