3月27日(日)
少しだけ昨日のワインが残った状態で目覚める。丁寧に水を飲んだりして寝たつもりだがやはりアルコールの一部は宵を越してしまう。これは体質だろうか。
米が尽きて数日になる。
米が尽きるというのはもはや飢え、あるいは死すら感じさせる響きだがどうということはない、非常食のパックごはんの入れ替え分が大量に余っているので米の発注を見合わせただけである。
パックをチンして、1パックだと子供には多いので半分弱を大人に分け、空いた部分におかずを詰めてお弁当にするのがこの時期の子供たちのお気に入りだ。昨日宴会のつまみに買って、残っていたほうれん草の胡麻和えなどのおかずを盛りつけた。
朝食後はスーパーを目指す。子供たちに夕食何が食べたいか聞いたら餃子とのことだったので餃子。ひき肉ではなく塊肉が安かったのでそれ、皮は買わずに粉から。可能な限り素材から作る餃子になってしまった。面倒くさい。
スーパーから帰り、子供たちは餅を食べに行った。町内の子供会が「餅配り会」をやっていてそこにいく。
急に街中で餅を配り出すありがたい裏組織、それが町内子供会。
はて、昼食はどうしよう。餅は昼食になりえるのか? とりあえず私と妻も量を見極めるために餅をもらいに行く。
餅は近所の食品会社さんのものだった。それを知って、「あそこの食品会社さんのやつだね」と妻に言ったら、「そんな会社あったっけ?」と言われてひどく驚く。
まあまあ目立つところにあるのに、誰もが知っているものだと思っていた。
そういえば妻は両国にある「ライオン堂」のことも知らなかった。あんなに目立つのに!
世の中にはいろんな感覚がある。
餅を食べ、子供たちはちょっと足りないので芋ご飯のおにぎりを所望し、妻がもっていく。そのあと妻はうどんを食べていた。私はランニングに行きたかったので、そのあとで昼食を食べることにする。
川沿いを走り、note architectのオフィス移転パーティーに手ぶらで顔を出し(しかもオレンジジュースをふるまってもらった厚顔無恥)、帰ってうどんを食べる。
子供がいると三食のペース配分にはそれなりに気を使うが、子供も大きくなってくるとその辺も崩れていくもんだな。
午後は餃子をつくり、合間にチキンラタトゥイユとキーマカレーと牛肉の醤油煮をつくっておく。走ってすぐに料理なので疲れてしまった。
子供たちが餃子づくりを手伝ってくれるという。いままでは私が一人でやってきた(やりたかった)が、そろそろお願いしてもいいか、と、やってもらった。器用に「ひだ」をつくっていく。
餃子にハウス食品の「魅惑のハリッサ」をつけて食べたらうまかった。開発者に直接教わったお勧めの食べ方なのでうまいに決まっている。