4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

仕事も家事も何もないという意味での「平日」

1月1日(日)

寒くて4時台に起きてしまった。犬も寒くて起きたのか、ゴソゴソ音がして、そのうち水音がしたのでおしっこか、ペットシーツを替えてやった。

今回の帰省には髭剃りをもっていかなかった。父が使っていたやつがあるはずだ。使ってみると、意外ときれいに剃れる。よく見ると20年製と書いてある。新しいな。

昔からそうだ、実家の髭剃りは良く剃れる。私が買うやつがいちいちイマイチなのか、父のセンスがいいのかわからないが、とにかく実家の髭剃りに信頼を置いているのだった。

母に「髭剃りを持っていこうと考えている」と言うと、いいよと言われた。当然である。父の遺品の中で最も有用かもしれない。

というわけで元旦だ。

父は毎年元旦にニューイヤー駅伝の応援に行っていたが、さすがに去年は行けず、今年も修行中で行けないと思う。線香をあげてやる。朝食はトーストであった。

犬をひととおり愛でたのち、家を出て、妻の実家に向かう。妻の実家には朝から妻の弟夫婦と甥っ子が来ているらしい。流山からここまで2時間近くかかるだろう、なんでそんなに早くきたの? 0歳児はいつも早朝起きるのでそのまま来たのだという。

もちろん、わが子らもいた。0歳児を扱うように、7歳児をあつかってやる。高い高いをしてやった。妻の実家は決して狭い家ではないが、大人6人と子供3人いると相応に賑やかである。

アメリカに住んでいる妻のもう一人の弟とテレビ電話をつなぐ。彼は言い出しにくそうに一通り喋り、要約すると「コロンビアに住んでいるコロンビア人の彼女と結婚的なことをするからコロンビアに住んだりする」のだという。コロンビアかー!

その場でGoogle Meetをつないでくれた。スペイン語第二外国語だったのに、わかんないなあ。また勉強しなきゃいけないことが増えてしまった。そして家はそうとうざわついた。

昼食は豚肉とフルーツの炊き込みご飯、スープ。特にすることはないがだらだらする。ガラスの仮面を「ガラかめ」と略したら驚かれたが、普通ですよね?

15時半ころに義弟家族が帰るので、私も一緒に帰る。帰りがけに川崎駅で本でもと思ったが、元旦の丸善はすさまじく混んでいたのであきらめて、だらだら歩きながら帰ってきた。

犬を散歩させ、夕食に母が作った焼きカレーを食べ、特に何をするでもなく寝た。「特に何をするでもなく」のために実家に帰ったようなものだしな。特段めでたくもないし、仕事も家事も何もないという意味での「平日」である。