4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

エスニック冬瓜

9月21日(水)

妻が墓参りに行くと言って出かけて行った。

そういえば先日実家に帰ったとき、墓の問題について色々話したのだった。家の問題なので書いても仕方がないだろうが、それぞれ墓は問題を抱えている。

2022年においてなお墓が問題になっているということは、つまり人類は乗り越えられてないということだ。死にどう向き合うかという点において。

私個人としては、無宗教な現在なので単にコスパが悪い祭壇にすぎない。例えば古い棚や箱のようなものを買って、それを我が家の祭壇ということにして、ポータブルにしておいたほうがいくらも楽だろうと思う。骨だけどうにかなれば。

久しぶりに晴れ間が出た。妻が表参道で買ってきた高級な食パンと(旨かったがそれ以上の記憶がなく、つまりそういうことだ)、目玉焼きを焼こうとしたら下の子が「ゆで卵がいい」といい、ゆで卵にしようとしたら上の子が「スクランブルエッグがいい」と言ったがそれはスルーしてゆで卵にする。卵は先着順だ。子供たちも元気に出ていく。

仕事をして、晴れ間があまりにも久しぶりなので少し散歩をした。青は心地よい色だ。ランチは普段はいらない中華屋に行って、黒タンタンメンと半チャーハン定食。

子供らも帰ってきて近所の公園に遊びに行った。時間があいたので様子を見に行くと、「●●ちゃんのキッズケータイがなくなっちゃったから探してるの」といって姉妹で探していた。ほかの子はボール遊びをしている。

君たちも遊んでいいんだぞ、とはいったが、きっとそうやって誰かに奉仕している時間に存在意義を感じるんだろう。少なくとも不得手なボール遊びをするよりは。

帰ってきてさらに仕事をして、妻が夕食にタンドリーチキンを作ってくれた。ついでに冬瓜を炒めてエスニック冬瓜になったという。

私としてはまあ悪くないかなとおとなしく食べたが、子供らには不評だった。

ついでにサツマイモでつくった「フムス」みたいなの(つまりペースト状のおかず)があって、これも珍しいねといったら、スープにしたかったが少し水分が足りなかった、だそうだ。フムス状になったものはスープとは言わない。

夕食後は体がふらふらしてしまい、上の子を子供部屋まで抱きかかえていくのがしんどい。倒れるように寝た。