4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

子供らは少しずつ手が離れると同時に、とりまく状況も難しさを増している。

7月26日(水)

昨日、子供部屋の片づけをしているときに、リカちゃんの箱の裏側にお菓子がちらりと見えた。

子供らが子供部屋にお菓子を隠しているのは知っていた。ちょっと問い詰めるか、あとで。

子供らがラジオ体操に行き、帰ってくるころに私は犬を散歩に出す。犬の散歩とラジオ体操が独立した事象になってしまった。

洗濯機をまわし、朝食にグラノーラと卵焼きを食べ、ごみを捨て、草木に水をやり、洗濯ものを干し、子供らを子供部屋に追いやって勉強が軌道に乗るまでつきあう。

すると9時過ぎになってしまうのだ。活動開始から3時間近くが経っている。もうそれだけでへとへとである。

今日から金曜までの3日間、1時から下の子は近所の美術教室のワークショップに通うことになっている。12時45分に家を出たいので11時50分くらいからフライパンで冷凍チャーハンを炒めていく。

そして昼食の後、子供たちに「お菓子を隠し持っているだろ」と問い詰める。

一瞬しらを切った子供らだったが、すぐに上の子が折れて、「あるはあるが、出したくない」とのこと。というのもめちゃくちゃたくさんあるのだという。

いいよ、めちゃくちゃたくさんあっても。袋に入れて持っておいで、今持ってきたら起こらないから。

あのね、その袋じゃ入り切らない。

え? けっこう大きいエコバッグなんだけど。

これが2個くらい要る。

え? まあいくらあってもいいから持っておいで。

子供らが子供部屋に行き、しばらくしてすさまじい、本当にすさまじい量のお菓子を持ってきた。ほとんどは駄菓子だが、一袋100円くらいのグミも大量にあるし、ざっと見て数千円くらいにはなりそうだ。重さは2~3㎏くらいあるだろうか。暑くなる子供部屋に放置されていたので悪くなっていそうなお菓子も多い。子供らはすさまじく、ばつが悪そうにしている。

君たち、いったいいつ、どこで……

問い詰めていくと、下の子の友達がとにかくたくさんくれるのだという。その子の家には大きな箱に大量に駄菓子が詰まっていて、どんどんくれるのだそうだ。

それはそれで気持ち悪い……文化の違いなのかもしれないが……

とりあえず妻に連絡する。自分からちゃんと白状したので怒らないであげてくれ、と。

下の子は美術教室に行ったり、帰ってきて(お友達と一緒に帰ってきて遊んだ)上の子が塾に行き、そして妻が帰ってきたら下の子はピアノに行った。家には妻とお友達が二人で遊んでいる。いろいろあるなぁ。

そして、16時までピアノのはずの下の子は15時50分に帰ってきて、最近子供がピアノから帰ってくるのが早い、先生がまじめにやってないのではないか、という、この懸念も実はしばらくある。

お友達が帰ったのち、妻は大量の駄菓子とご対面していた。苦笑いするしかない。

子供らは少しずつ手が離れると同時に、とりまく状況も難しさを増している。

妻は夜になって子供らのピアノの先生と電話をしていた。早く帰ってくる理由は、おそらく教室の時計が進んでいるのだろう、というめちゃくちゃな結論になった。まじかよ。