4月17日（月）
我が家ではあまり鰹節を使わない。理由は簡単で、鰹節が「節」しかなく、わざわざ削らないといけないからだ。
削りたての鰹節の風味は別格ではあるが、面倒がゆえにあまり使わず、年単位で時間が経過するとパリパリひび割れになってきてどんどん削りにくくなる。仕方がないので仕事が休みの妻に頼んで、京橋（日本橋？）の「にんべん」まで行ってきてもらった。
「にんべん」で買った鰹節と削り器を使っている。以前、ダメになった鰹節を持っていったら粉にしてくれた。今回も粉にしてもらった。
前回（といっても数年前だ）は無料だったが、今回は110円かかったと妻が言っていた。そして大量の削り節あるいは削り粉をもってきてくれた。
安い！
古くなった鰹節を削るなんて、大きな機械をもつ大企業にとっては造作もないことなんだろう。しかし我々家族にとっては非常に困難で重大な事項なのだ。ここのギャップの大きさに対して110円は安すぎやしないか。
粉のほうは犬のごはんにふりかけてあげた。これ喜ぶやつだよな。
朝食はスコーンを妻が焼いてくれた。スコーンはとても好きなのでうれしい。紅茶をたくさん淹れておく。
仕事が忙しいような、忙しくないような、難しいところである。急激に忙しくなる可能性があるので抑制気味にしているというのはある。多数のプロジェクトが進んではいるが、私自身がやっているのはそんなに多くない。もっとやったほうが良いような気がするけれども。
昼食はインドカレーを食べた。
PTAで広報委員になったが、斜め向かいのテーブルの女性二人が、PTA活動がいかに無意味なものかを力説していたので耳を傾けざるをえない（幸いにして隣の小学校のようだった）。
いや、やりたくない人はやらなくていい制度にすればいいと思うよ。無理やり担当を決めるから人数が増え、コミュニケーションコストがかかり、面倒なことになっている側面が大きい。
上の子が延々と天才テレビくんのテーマソングを歌って踊っているので、そういう時は「あ！ もしかして、テレビ戦士の方ですか！？ サインもらっていいですか！？」とからかうことにした。
何が好きなの？ と聞くと、めいちゃんなんだという。
めいちゃんってどんな子？と尋ねると、二人そろって早口でめいちゃんの良いところをまくしたてた。子らよ、覚えておきなさい。それが「推し」だ！
