4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

でもそしたら自分もいなかったか

10月23日(日)

午前3時13分に目覚めてしまった。そしてそこからずっと眠れずにじりじりとする。ピアノの練習曲とか、マジックザギャザリングとかが頭の中をひゅんひゅん飛び回っていく。

ようやく眠れそうだ、時間は5時。

そして5時15分に妻の目覚ましが鳴った。妻に「今日は3時13分に起きてしまったのでもう少し寝ていたい」と伝え、仕事に行ってもらった。

7時に下の子が起きて、私を起こしたが、同じく「眠れなかったからもう少し眠らせて」と宣言して再び寝た。身体を起こすことができたのは8時である。

2時間ほど寝れなかったわけだが2時間以上よく寝たのでややプラスに触れている。ややプラスというだけで、寝付けないという嫌な体験を乗り越えて前向きな気持ちになれる。やっぱり頑張って寝ると晴れやかだな。

朝食はパンが続き、しかしご飯もなく、パンでもご飯でもないもの……と考えて、葱花餅をつくった。粉をこねて(1回失敗した)、のばして、葱とハムとチーズをくるんで焼く。これはうまい! 子供たちもうまいうまいと食べた。感覚としてはブリトーとかに近いな。

午前中、10時にお友達が遊びに来るというので待っている。いや、私が妻から引き継いでいるのは、君たちは13時から16時まで遊びに行くと聞いているぞ? 10時なんて聞いてないぞ?

絶対に思い違いだと思っていたがやっぱり思い違いだった。子供の約束ほどあいまいなものはない。

昼食はさすがに米を食べたいので味噌焼きおにぎりにした。金曜の朝の教育テレビでおにぎりの番組というのがあってそこで紹介されていて、うまそうだった。おにぎりはたまにつくるが、焼きおにぎりはあまりつくらず、それに味噌を使ったことはなかった。米の食い方にもまだまだフロンティアがある。

午後は仕事。

下の子に好きな魚を聞いたら「さんま」とのこと。さんま談義をしていたら、さんまが食べたくなったのでスーパーに赴いてさんまを買ってきて、焼いた。頭と肝が抜かれた小さい奴しかなかったがそれでもうまかった。

「目黒のさんま祭りっていったことある?」と妻に聞かれた。私と妻が所属していたサークルの先輩といったことがあったのでその話をした。

「それって女の人? じゃあデートなの?」上の子がきらきらした目で聞いた。デート、デートだったのかもしれない。

「その人とパパが結婚しなくてよかった、そしたら家のごはんがさんまだらけになってたところだ」と上の子は安堵した。

そして次の瞬間「でもそしたら自分もいなかったか」その通りです。