4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

銀行の謎

2月20日(月)

タスクリストのようなものは使っていないが自分用のメモにつかっているチャットがあって、そこにずっと「みずほ銀行に電話」と書かれている。父の相続のやり取りが必要になって連絡したいのだ。

私が面倒で電話をさぼっているのではなく、こちらがかけるときには先方が席を外しており、向こうがかけてくるときはこちらが会議中、となっていてそれを繰り返して一週間も経ってしまった。

パンを食べ、子供らを送り出して、仕事中に再び思い出して電話をすると接客中とのことで、待っているとかかってきた。ようやく話せる。

「母のところに送っていただいた書類がまだ届かないのですが」

「それは児玉さんのところにお送りしていますが」

「関係者だいたい児玉ですが」

「あ、お電話口の拓也さんです」

うちか? 来てないぞ。もしや……捨てた? そんなはずは……

とりあえず待ちますと言って電話を切って、1時間後くらいに郵便局の人が来て、相続に関する資料が届いた。

ほぼほぼ昭和時代の話である。唯一違うのは私が家で仕事をしていることくらいだ。

妻は仕事が休みなので美容院に行った。妻の髪は長い。フラを習っており大会の時は長い髪がよいのだそうだ。しかし妻が日曜仕事になってしまい、当面大会には出られそうもなく、そんならばっさり切ってもいいじゃないかと思うのだがそうでもないらしい。

私は生まれてからだいたい短い髪なので「いろんな髪型にしたほうがいいのになー」と思うだけだが、長いなら長いなりに思うところはあるのだろう。子供たちなど輪をかけて保守的で、髪を大胆に切るなんてとんでもない、別人に生まれ変わるようなものだ、と口をそろえる。

そしてどのくらい短くなったのかわからないくらい切って帰ってきた。

みずほ銀行からもう1枚圧着はがきが届いて、開けてみると財形貯蓄であった。

少ない財形貯蓄をしていたが、去年の春に全部解約して投資信託に突っ込んだと思っており、見てみると解約はしていず全額引き落としただけで、昨年春からちょくちょく溜まっていたのだった。案外溜まっている。

何も思い残すことなく、HPの32インチのディスプレイを買った。ASUSのが一番欲しかったが、どこを見ても在庫がなく、唯一在庫ありげだったのが公式通販、しかし納期についてのアナウンスはどこにもなかったので訝しんでやめた。

GPTを組み合わせてつくったコピーライターにみずほ銀行のキャッチフレーズを考えさせたところ「銀行の謎」というのを返してくれた。とてもよい。