4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

仮にうちの子たちが天才児だとしても、動物園の予定を立てたり、スマホを充電したりはすぐにはできないだろう。

1月28日(土)

下の子がいつのまにか私と妻の間のベッドにもぐりこんできていて、8時までそのまま寝ていたら上の子も入ってきて、私と妻の間で姉妹喧嘩をはじめたので起きた。

ふと何かがしたくなる日はあるだろう。でも、朝8時に起きた(しかも午後3時からバレエのレッスンがある)日に「上野動物園にいきたい」という思いつきはどうなんだろうな?

しかしよくよく考えると家から上野動物園までは30分ちょっとで着くだろうし、もっとカジュアルに上野に行ってもいいんじゃないか?という思いがあって、ちょっとバタバタだけれども行くことにした。

上の子に「行ってもいいけど、何時に行って、何時に帰るのか考えて」という指示を出したが、慌てており混乱していて電車の時間を聞くなどうまくできなかった。思考力という点で一目置いている上の子だが、予定を立てるという行為はかなりいろいろな思考を複合的に使うんだろうな。例えば、電車は頻度高く来るので電車の来る時間を考慮する必要はない、とか、家に帰ってから休憩時間がある程度必要だ、とか。

そんなこんなでバタバタして、10時には家を出ることができた。10時半から13時くらいまで動物園を見て、14時前に家に着き、適当な昼飯を食べるという予定。

10時半すぎに上野動物園につき、見て回り、写真を撮って回る。

下の子が「最悪なことが起こった、最悪、最悪」と言い出した。なになにと尋ねると「スマホの電池が切れた」。

なるほどなー。スマホを扱い慣れないと、毎日しっかり充電をするという癖もつかないものだな。

予定を立てるという行為も同じだが、子供と大人の間には経験値の違いが厳然としてある。仮にうちの子たちが天才児だとしても、動物園の予定を立てたり、スマホを充電したりはすぐにはできないだろう。

色々な動物を見て、写真を撮って回る。下の子には私のスマホを貸してやった。

上の子は将来上野動物園で働く気まんまんなので「ここで働くのかぁ~」と言葉にはしないが感慨深そうにしている。いいと思うぞ、がんばれ。

下の子は昨年、学校のイベントで上野動物園に行った。爬虫類館が蒸し暑い、蒸し暑いとなんども得意げに訴え、爬虫類館に入る前にコートを脱ぐなど大変な前のめりようでほほえましい。

爬虫類館ではカメがひっくり返っていて、その周囲を別のカメがぐるぐる回っていた。ちょっと前にTwitterで、ひっくり返ったカメを別のカメが助けてやる動画を見たので「助けるんかな…?」とワクワクしてみていたがそんなことはなかった。最後には飼育員さんが来てひっくり返していた。

きっちり13時まで動物園を見て回って、最後にキリンを見て西園から帰ってくる。パン屋でパンを好き勝手に買う。

近所のおばあちゃん系のパン屋、最近の値上げの波に飲まれていないかと思って注視しているのだが、市場を上回るペースで値段が上がっているので剛毅で頼もしい。

子供らがバレエに行っている間に犬を散歩に連れ出すなどする。そしてPCで少し作業を。

夕食は刺身。子供たち、白飯は大人の半分くらいしか食べないくせに刺身は数を数えてきっちり半分に分けてくる。