4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

もう少し主体的にキャリアのことを考える機会があったらまた別の人生が

写真は大阪で撮った威厳のある建物。

12月6日(水)

水曜なのでグラノーラの日ではあるがグラノーラがないのでチャーハンだ。緑の野菜が山ほどあるので緑のチャーハンになる。ベーコンを少し入れて、おいしいよ。

子供らは最近、将来の夢について話してくれる。上の子は動物園の飼育員、下の子はお菓子屋さんになりたいと言っている。

そのために算数って必要なの? みたいな話になるが、それも丁寧に丁寧に話をする。

お菓子屋さんになるだけであれば、高校にもいかず、製菓学校に行くという手があるよ。でもそれだと、お菓子屋さん以外になれないよね。手をケガしたり、ほかにもっとやりたいことが見つかったときに、「でも自分は高校卒業してないからな」とか「大学卒業してないからな」ってなったら残念だよね。

あとからでもなりやすい職業と、しっかり勉強しないとなれない職業ってのがあるよ。

ママは公務員からパン屋になったけど、逆はとても難しい。お菓子屋さんも、もちろん世界レベルになりたければ若いうちから勉強が必要かもしれないけど、ママみたいにあとからでもなれるよね。

動物園の飼育員さんは、狭い門だよ、だって動物園の数は限られてるから。自分で動物園をつくる!みたいなことって難しいよね。

何も勉強しないで飼育員さんに応募することもできるけど、例えば獣医さんの資格を取って、そのあと飼育員さんになると、たぶん合格しやすいよね。もしなれなくても、動物病院で働くという別の道があるよね。

誰かがキャリアについてちゃんと教えてくれるというのは本当に大事なことだ。私は完全に周囲に流されて大学まで出たが、もう少し主体的にキャリアのことを考える機会があったらまた別の人生があっただろう。

子供らを学校に送り出し、仕事を24時くらいまでひたすらやる。やれやれ。こうならないためのキャリア教育だよ。