4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

余ってほしいやつは余らず、余らないでほしいものが余る

12月2日(土)

子供らは音楽会がある。この日のために半年近くかけて練習してきたらしい。各学年、合奏と合唱の2曲ずつ用意している。これが小学校の周年行事のおそらく最後だろう。

子供らは二人ともキーボード担当で家でもよく練習していた。そのせいで習っているピアノの練習がおざなりになって悔しい思いをしていたようだ。

私はPTAの広報担当をいいことに体育館中を歩き回って写真を撮りまくった。

妻は今日も仕事があり、音楽会だけ見に帰ってきて、そしてすぐ仕事に戻っていった。大変そうだなぁ……

子どものバレエのついでにスーパーに行って魚を買うのが毎週のルーティンになっている。それ以外の曜日に魚を買うことはないので、基本的に土日が魚になる。

この日は「メジナ」を買った。メジナ、釣りでは有名な魚だけど買うのは初めて。食べるのは……記憶にない。見た目は黒くてうーん、うまそうともまずそうとも。

捌いてみると、おお、内臓はみっちり、脂ものっていてうまそうだ。

骨が硬い。ぼりぼり骨を断ちながら捌いていく。塩をして、ペーパーでくるんで置いておく。

ソテーにしようと思っていたがうっかり粉をはたいてしまったのでムニエルにした。かりっと焼いたあとでワインと醤油を注いでタレにする。

……おお、うまい。身がふわふわで脂ものっていてうまい。

子供に半身はちょっと多いので余るかな余るといいなと期待しながら見ていたが全部食べた。魚系をぜんぶ食べるのは珍しい。

余ってほしいやつは余らず、余らないでほしいものが余るあたり、子供の味覚の成熟を感じる。