4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

誓ったな……

10月21日(土)

日記が一週間溜まってしまったが、毎日書くのが日記だろう。

日記が溜まり始めてから仕事がバタバタしてきた。普通に考えて因果は「忙しいから日記が書けない」なのだが、もしかしたら逆かもしれないので毎日日記を書いて心の平安を取り戻そう。

友人の結婚式がある。朝から結婚式で披露宴が昼食という流れだった。カメラの準備を整えて、会場へ。

友人は女性だがコロナ禍で結婚し、子どもも生まれ、披露宴ができなかったのかやらなかったのか、ひと段落したこのタイミングで挙式をするのだという。そして同じ境遇の結婚式が来月もある。実は数日前まで、どちらの結婚式だか覚えていなかったのは内緒です。

会場につくとすでに友人が待合所で休んでいた。

休んでいたという表現が正しいと思う。なぜなら昨日3時まで働いていたそうで、へとへとだったから。

久しぶりに集まる友人にカメラ好きがいないかなと思ってわくわくした。一人いた。肩からSONYのα7を提げている。SONYかー!

あくまでFujifilm派の私、喧嘩になることもなくお互いのレンズをたたえあう。彼はポートレート用のレンズをもってきていた。フルサイズでF1.7なので素敵ですね。私は2.8通しの標準ズームである。ただX-T5の概観を褒められたのは単純にうれしい。

やっぱ大口径ポートレートレンズ、いいな……

ぱっと見、新郎側の参加者、若くて元気がある。案の定旦那さんがだいぶ年下だったので「おお!」となった。

たくさん食べ、喋り、二次会はないが新郎新婦のホテルの部屋でだらだらできるという話があって、近所の喫茶店で時間をつぶし、ビッグカメラでプレゼントのシャンパンとシングルモルトを買い、部屋を訪れた。

さすがスイートルーム(じゃないかもしれない)、部屋が多い。そして子供がいた。

当初は披露宴をするつもりもなかったが、コロナがひと段落して中国から帰ってきた新郎の父に「待っていてくれてありがとう」と言われたために披露宴をすることにしたのだそうだ。

その結果、こうして都内の高級ホテルのいい部屋で、よく知らない新郎側の若い人たちと酒を飲むことになる。人生だ。

友人たちと別れ、有楽町線で帰宅。気がつけばもう20時近い。そしてすっかり飲んでいるのでふらふらだ。

駅からふらふらと少し歩くと十数年前に結婚し、子供らが生まれて過ごしてきた小さくて細長い家があった。

友人の誰かが結婚式を見て「ああ、そういえば俺もなんか誓ったな……」としみじみしていたのを思い出す。誓ったな……