4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

想定通りの旅程で帰ってこれたことが奇跡

8月9日(水)

5時半に目覚め、妻が宿の息子さんと一緒に6時前に整理券を取りに行った。

インターネットでは「6時半から配布」となっていたが、実際は6時から配布しており、6時半の時点で残り10枚とかそのレベルだったらしい。マジかよ。地元の作法やばい。

いずれにせよ朝食を食べる。ほんとうは今日は10人の団体と一緒に食べる予定だったが、当然団体は来れるわけがなく、最初から最後まで4人だけの食卓だった。

バタバタと片付け、乾ききらない浮き輪を無理やりたたみ、港へ。

8時半に出航のはずが、8時前の時点で港には既にたくさんの人が来ていた。自由席なので並んでいないと並びの席がとれない。みなあわてて出てきた様子で、じりじりと船を待っている。

私たちの数組前にチャラい若者男子3人組がいて、もってきたスピーカーからご機嫌なクラブサウンドを流し、ノッていた。朝の8時である。めちゃくちゃな状況だがこういうむやみなポジティブはこちらもがんばろうという気持ちになる。

そして乗船というタイミングで、おばさんがやってきて、「このチケットを持ってくれば乗れるって聞いたんだけど!」と船の人に交渉していた。しかし、整理券がないと乗れない。おばさんが愕然としている。一応11時半にも船はあるらしいが。さて、おばさんは帰れたのだろうか。

4人揃いで席をとることができた。下の子は乗船後3分で戻していたが、それ以降はずっと寝ており大丈夫であった。

浜松町に着くと、むわっとした熱気がたちのぼっている。島も島で湿気が多いし、暑いのだが、なんだろうこの暑さの質の違いは。コンクリートだ。道路や地面そのものが圧倒的に熱をもっていて、下からも暑いのだ。

家に帰ってもまだ11時くらいである。パン屋でパンを買ってきて昼食。早いのでバレエに行けるということが発覚し、上の子はバレエに行っていた。偉すぎる。

さすがに家族みな疲れていて、上の子のバレエ以外はだらだらと過ごし、夕食は出発前に作っておいたメカジキの煮しめがあるのでそれを白飯に乗せて食べた。

思ったより早い帰還となったが、トータルでは想定通りの旅程で帰ってこれたことが奇跡と言ってもよいだろう。