7月28日(金)
また暑い。代り映えがしない日々が続いたが、今日は少し違う。
まず、朝のラジオ体操の受付当番だ。子供らの起床を確認し、公園に向かう。すでに町会の人たちが来ていて、椅子と机は用意されていて、そこに座ると「ここにハンコを押して」と言われた。ラジオ体操のカードはポケモンで、パモのところにハンコを押す。
もう一人の当番の人が来た。彼は子供たちの数を数える役割である。
もう一人の当番の人が来た。彼女は特に役割がなかった。
そんなことってある?しかし、3人そろって来たのは今日が初めてなのだという。なるほど朝6時15分の予定だしそういうこともあろう。
でも、ハンコと数えるの一人でできるから……
やれやれ極まりない。
その後町の子供たちが続々と来て、私の子供らも来て、私は机からラジオ体操を見た。前で体操をしている体操当番の子供たち、一人は足を怪我しており、けだるそうに、しかし一応のやる気を見せて体操をしている。偉いぞ。君のことはきっと神様が見ている。
そう、すべての子供たちのこと、きっと神様が見ている。
そのあと家に引き返して犬の散歩に行き、朝食に更なるパンを重ねていく。最後に残った食パンで、バターとジャムで食べた。
昨日と違う点の一つとして、昼食の牛丼を妻がつくっておいてくれたという違いもある。ありがたい。鍋を火にかけ、少し温めるだけで食べられる。
鍋で温めた料理のほうが、電子レンジで温めた料理よりもおいしい気がする。
あと、今日は上の子の夏期講習もない。下の子はマングースとコブラの戦いを描きに行って、そのあとお友達の家に遊びに行くのだという。暑いから気を付けて。
そして18時からはそのお友達の家族と、くら寿司で夕食ということになっていた。妻と二人で家を出て、くら寿司を目指す。
目指したのだがおかしな腹痛が襲って来た。もうここ数週間ずっと腹痛なので慣れっこだが、なんかいつもと違うタイプの腹痛である。自然とゆっくり歩きになる。
「10点満点で何点くらいの痛み?」と妻が効いた。
「4点かな。くら寿司の予定がなければ家で寝てるレベル」
「このあいだ倒れたのは何点?」
「あれは7点か8点だね」
評価が全部主観だし、検証のしようもない。
腹痛持ちとして食べるべきではない生魚をしっかりと食べ、ビールも1杯だけ飲み、しかもそのあとピアノまで行った。腹痛とともに生きるしか、私の人生には残されていない。