4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

豚汁の包容力に救われた夜

6月7日(水)

本当であれば熊本にいる予定だったのだ。人工知能学会。毎年参加しているが、今年は本業が忙しくてお留守番である。

熊本にいるメンバーから「今年は児玉さんいないんですね」と言われるさみしさよ。

朝食に、冷ややっこと、昨日の水晶鶏を乗せて食べた。涼し気で夏の朝食という感じだがそんなに暑くないよな、今日。

仕事をして、夕食は豚汁と納豆ご飯であった。昨日、妻に「豚汁と納豆ご飯とかでいいよ~」と伝えていたらその通り出てきた。それを食べて、上の子の塾にお迎えに行く。

8時に終わる予定だが、なかなか出てこない。10分。20分。まだ出てこない。

30分。40分。一緒に待っているお母さんとも顔を見合わせる。

45分ほど経ってようやく出てきた。出てきたら泣いてしまった。

おおおお、なかなか終わらなくて焦りで泣いてしまったのだな。何も言わなくていいぞ。自転車の後ろに乗せて、無言で家まで。

帰ってきてようやく口を開くと、小数の計算が難しくて追われなかった、それでも自分はまだ早い方だったという。それは難儀だったな。私も日能研の授業が全然終わらなくて焦った日もあったことよ。

ただ自分がそういう目にあったからといってそれが許されるかと言うとそういうわけでもなく、勉強もよいが健康第一であって、睡眠時間をちゃんと確保したいという想いが塾に届いてくれればよいのだがな。

豚汁を温めて食わせた。温かい豚汁はつらい心に沁みるだろう。豚汁でよかった。豚汁の包容力に救われた夜だ。