4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

結局どっちでもいいことは結局どっちでもいいままにしておいてほしい

1月20日(金)

上の子が大変にナーバスになっている。いや、朝はそんなでもなかったんだけど、心がどこか浮足立っているのだった。

今日、塾の体験授業がある。体験というとお試しの感じだが、2月からの通塾に向けて一度慣らしておく、という意味での確度の高い体験授業なのである。3時間もぶっ続けで勉強できるのだろうか、と危惧するが、一方で私は4年生の時からずっとそうだったし、大丈夫だろうという心持ちがある。

この「大丈夫かわからないが、自分は大丈夫だったので子も大丈夫だろう」という実感値があるのとないのとでかなり違う。世代をまたいでいろいろなものが固定されていくプロセスだ。

朝食はおにぎり。下の子が始めたと思うが、梅干しと海苔の佃煮を一緒につつんだおにぎりがとても美味しい。昨日の残りの玉ねぎソースを巻き込んだ卵焼き、自家製干し大根の味噌汁。日本に生まれてよかったセットだ。

子供らはバタバタと学校に行き、私も仕事。

松屋に行ってみたら本当にカレーが690円になっていた。そんなことってあんのか。私はおろし牛丼にする。

子供らが帰ってきて、妻も帰ってきて、上の子はバタバタと支度をして、妻の自転車の後ろに乗って塾へ行った。下の子は家に残っている。

子供たち基本的にはずー---っと二人セットで動いているので、こうやって別々の行動パターンをとるのは珍しい。珍しいけど最終的には別の人間だし、孤独に慣れないといけないとも思う。早くから独り立ちの準備をするがよい派の意見もあれば、逆に甘えたいだけ甘えさせた方がよいという意見もあり、どちらの子もおおむね輝かしい人生を送っているようなので、結局どっちでもいいんだろうな。

18時半くらいまで仕事をして、急いで自転車にまたがり迎えにいく。時間的にはちょうどいいな、仕事終わってまっすぐ。

塾の前には迎えに来たらしき父母たちがたくさんいた。父と母の比率は半々といったところか。わが子を自転車に乗せていく。

緊張はすっかり解け、楽しかったらしい。「一番授業が楽しかったのは算数、先生が面白かったのは理科、先生がわかりやすかったのは国語」とのことで三教科三様の良さがあったらしい。そうそう、案外なんとかなるもんなんだよな。あとはお友達ができればだなー。

家に帰って夕食に肉を食べる。1時間しっかり焼いたが中のほうが微妙に微妙にピンク色だったので、一応分けておいた。うすピンクでもまあ大丈夫という言説もあちこちで見るし、これも結局どっちでもいいんだろうな。

結局どっちでもいいことについて訳知り顔で語るのはやめようと思った。結局どっちでもいいことは結局どっちでもいいままにしておいてほしいです。