4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

そこにナマズンがいますよ

12月3日(土)

いろいろやらなきゃいけないことがあって忙しい土曜日。なにせ子供らが学校がある。このところ時々土曜に授業があり、その代わり月曜が振替休日になる。

大人の目線からすると、土曜も月曜も平日になってしまうように感じる。土曜は子供が学校だが、休みだとしても習い事があるので普段と変わらず、早起きの分だけ面倒である(≒平日)。月曜は仕事があるのに加えて子供らが家にいるので大変さが増す(>平日)。

平日と変わらぬ時間に起きて朝食の準備をし、送り出す。そしてオープンしたばかりのコーナンに自転車を走らせて、犬のサークルを買ってくる。なにせ月曜には犬が来るのだ。雨が降っていないのが幸い。

おれは、おれはどうして、自転車で犬のサークルを買ってこれると思ったんだろうな。ちびチワワなので最小サイズだが、それにしても当然ながらでかい。子供の座る椅子にサークルを乗せ、片手で押さえて片手で自転車を押す。

家に帰ってサークルを設置した。場所の都合上、サークルのど真ん中に無印の棚が置かれるというびっくり配置だが、犬は小さいので問題ないだろう。ついでに階段に出ないようについたてを設置したが、これがまた組み立てが妙に面倒であった。設計者の手抜きが垣間見える。

習い事に行った妻を後目にサークルとついたてを設置し、わずかな時間でポケモンをやった。

妻が帰ってきたら残り物を一緒にもそもそと食べて昼食とし、今度は自転車を走らせて錦糸町へ。本屋にかけこみ、「チワワの飼い方」を一直線につかんで精算、自転車に乗って帰ってくる。いろんな犬種それぞれの育て方の本があった。急いで帰らないと次の予定に間に合わない。

帰宅すると子供らが帰ってきて、展覧会に一緒に行こう、という。展覧会というのは子供らが図工や家庭科でこしらえた作品を体育館に一挙展示するという催しである。昨年度はなかった。今年からできたのか。

下の子がアテンドしてくれた。手を引かれるまま体育館に入り、自慢が始まる、かと思いきやお友達を見つけて体育館の奥に消えてしまった。私は作品をみてまわる。

「児玉さん!」上の子の担任の先生だった。スポーツマンの好青年である。

「あ、こんにちは」

ポケモンやってるって伺ったのですが」

「今日もやってきました」

「そこにナマズンがいますよ」

ナマズンの工作があった。2年生の誰かが作ったようだ。しぶい、しぶすぎる。新作では同じナマズではるかに目立つヘイラッシャが登場したのにナマズンというのがいい。

帰ってきて、上の子はバレエに着替えたが、下の子は疲れが出たのかバレエ行きたくないの感情がたかぶり、手を変え品を変えいろいろやったが結局バレエはお休みした。

ここまでやって、夕方にはへとへとである。なんで分刻みで行動したり、延々と下の子をなだめすかしたりしないといけないんだろう。

夕食は好きなものを食わせろ!の勢いで、春餅をつくった。中力粉と7割の量の水をこね、1個15gくらいのかたまりにし、油をぬって2個をはりあわせ、そのまま平らに伸ばして焼く。すると油をぬったところがはがれ、2枚のクレープ状の皮になる。

これに野菜をいろいろ挟んで、巻いて食べる。めちゃくちゃうまかった。