4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

サーティーワンで文科省を感じる

11月6日(日)

弟がドッグトレーナーである。

ペット業界に身内がいると、ペットショップやその他の産業に関する知識が嫌でも入ってきて、考えてしまう。

犬が欲しい子供たちは無邪気にペットショップに行きたがるが、そういうわけにもいかんでよ、と実家に話をしていたが、少し遠いが埼玉のNPOで保護犬ふれあい会をやっているそうなので見に行くことにした。

埼玉で13時からなので食事の時間が難しい。日曜だし、朝昼ごはんにするか。

朝食の代わりにデーツとナッツをテーブルに出しておいた。シンプルが故のおしゃれムーブ。

朝昼食はパン、具沢山のスープ、ゆで卵、サラダでしっかりと腹をふくらませ、家を出て埼玉へ。

東川口という駅から15分ほど歩いてたどり着いたシェルターで説明を聞く。本当は基本的に小学生は受け付けていないそうだ。保護犬には人間とうまくコミュニケーションできない子が多く、子供だと騒いだりして合わないケースもあるらしい。母から頼み込んで特別に。

保護された犬がたくさんいた。小型犬ばかりである。小型犬はブリーディングをはじめる障壁が低い。低いがゆえに崩壊が起こりやすい。夜逃げ同然で倒産するブリーダーの現場から犬をレスキューするのがNPOの仕事である。

そういったことを聞きながら、ひたすらに犬と戯れる。何頭かお勧めされた。悩ましいな、子供たちが喧嘩したりキーキー騒いだりしなければよいのだが。

帰りは汗ばむほどの日差しで、歩きながら子供が「アイスたべたい」と言い出した。調べるとサーティーワンが駅の近くにある。わざと遠回りしてたまたま見つけた風にした。アイスがうまい。サーティーワンに地元の小学生の「まちたんけん」が貼ってあって、これは日本共通なのだな。文科省を感じた。

家に帰り、妻に報告する。小さなチワワが一番相性が良いように感じた。しかし子供らが脱ぎっぱなした服だのランドセルだのを見ると、なかなか動物への道のりは厳しそうにも感じる。