4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

帰ってきて冷蔵庫の中身が変わっている、が出張の醍醐味

6月16日(木)

粗大ごみの日。古い家具を外に出す。

ロードレーサーを外に出そうとして、やっぱりホイールだけ外した。ホイールは10年落ちとはいえ10万円くらいで買ったものであり、売るのもそれはそれで面倒だなと思ったがやはりメルカリを試すことにした。

妻がメルカリの出品を担当してくれるらしい。メルカリは独自の言語が飛び交っているのでどうしても参加する気になれない。やけどしそう。

家の前に、椅子と、自転車と、テーブルを並べておいて、朝食は納豆卵ごはん、野菜の味噌汁。私がいなかったのは2日間であるがその間にらでぃっしゅぼーやなどが届いていて見慣れない野菜があり、「お!」となった。

帰ってきて冷蔵庫の中身が変わっている、が出張の醍醐味といえまいか。

朝食が終わると、玄関の粗大ごみたちはすでになかった。迅速すぎる。あっけない別れだったな。自転車よ、テーブルよ。

ってあれ? ゴミ箱がないぞ?

一戸建てなのでゴミの日までゴミを保管しておくコンテナを玄関に置いてあるのだが、それがない。

もしや粗大ごみと一緒に持っていかれたのでは……。

確かにゴミと見間違える程度には汚いものだったが、申請もしていず、シールも貼っていないものを持っていくとは。

モノがモノなら窃盗だったが、幸いモノがモノでなかったので新しいコンテナをヨドバシ.comで心穏やかに買った。

今日は子供らの学校が創立記念日で、あわせて妻も午前休をとったらしいが、妻が「私と遊ぶよりお友達と遊ぶよね……」と少し悲しい顔をしている。

子供は思春期をまわると家族より友達といる時間を優先するようになる。本でも読んだし私自身も心当たりがある。成長の過程として当然のことではあるが寂しさはある。

実際子供らは公園に遊びに行った。妻が何をしていたかは知らぬ。ただ11時半過ぎころに自転車にまたがって「パンかってくる」といって出て行き、12時過ぎに帰ってきたのでそこそこ遠いところまでパンを買いに行ったのだろう。

妻が買ってきたパンを皆で食べ、今から仕事はさすがにだるいなあ、と言いながら妻は仕事に行った。子供らは引き続きほかの子たちと外で遊んでいるらしい。

ヒマだなと思っていた先週までがうそのようだ。2日ほど東京をあけていたら事務処理などがもりっと溜まっている。半期末だし。

夕方に仕事を終えて、夕食をどうかしようと再び冷蔵庫を開ける。

あれ、さっき気づかなかったけど、水菜が2個あるな? 聞くとらでぃっしゅぼーやで水菜が2セット届いたらしい。

大量消費しよう。水菜とたまねぎ、にんじん、いろいろ野菜と玄米ご飯と炒め合わせて焼き飯とする。あとは作っておいたレバーの醤油煮。

寝る前に下の子が鞄をどけたら、その下からゴキブリが走り出た。下の子はびっくりして叫んだ。

子供が起きている時間にあらわれるのは珍しい。殺虫剤で倒し、捨てる。

子供らは生きているゴキブリに会うのがしばらくぶりだったのでそのたかぶりをなかなか呑み込めず、「びっくりしたー!」と口々に言いあいながら寝た。

振り返ってみれば、子供がいるので少し動揺を控え冷静に処理できた気がする。大人になっても背伸びする瞬間というのはあるな。