4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

シンプルにやさしさが足りない。

6月15日(水)

朝起きて義務がない。

家であれば朝起きて朝食を用意する。これは絶対事項であり例外はない。そのあとにもいろいろな義務が続いていく。

しかしホテルでひとり目覚めるとそこに義務はなく、はだけたルームウェアを直しても直さなくてもよい相当の自由がそこにあった。

寝たのが遅かったのでぼやぼやし、朝食のレストランへ向かう。おしゃれなワインバーが朝食会場で、ちょっと油気がつらかったので根菜スープをメインに選び美味しくいただく。

ホテルのインフラの良さを味わうにつれ、かさねがさね大浴場がないのが悔やまれる。ちゃんとリサーチしてくればよかった。。。

荷物をぎゅっとリュックに詰め再び学会へ。

イヤホンを忘れてきた余波がすごくて、実際セッションを見るだけであればオンラインのほうがはるかに便利である。リアルでしか参加できないというのはかなりつらい。

硬い椅子をあちこち飛び回り、昼には再びガストへ出向いて、まだおなかがいっぱいなのでレモンラーメンを食した。記憶に残りにくい味だった。

夕方まで学んで、外に出る。帰りがけに四条にあるポケモンセンターに向かう。

平日の夕方、雨上がりのポケモンセンターは人もまばらで、京都らしいものを探し、がちゃがちゃを2回まわし、ポケモン八つ橋が売っていたのでそれを買った。ちょうど八つ橋が食べたいと言われていた。お土産に迷わなくてよいのはありがたい。

京都駅まで戻り、新幹線まで少し時間があったので夕食にうどんでも食べるかとうどん屋を探すとすぐにあった。

前の人が食券を取り忘れ、私はそれを見て見ぬふりをして自分のぶんの食券だけとって店に行ってしまった(きっと前の人はすぐ気づくとおもったのだ)。しかし私の次に並んでいた人が、その食券をもってきてくれて、最終的に私の前の人に渡した。

自分はなんて懐が狭いんだろう。シンプルにやさしさが足りない。

自分のとり天うどんを食べながら大いに反省する。

まだ新幹線まで時間はあったが、ひとまずビールを買い、自由席で早く帰るか、と自由席を覗くと結構混んでいて、まあ自分の指定席の時間まで待つか、とあきらめる。

そして自分の指定席の隣にはすでにおじさんが座っていて、あいにく窮屈な2時間を過ごすことになってしまった。これなら自由席に乗ってくればよかった。

新幹線で隣に人がいる状況は、耳に音楽があるとないとだと結構違う体験なんだな。

東京駅からよろよろとタクシーにのり、帰ってきてすぐ寝た。