4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

ベランダが広いと「家族全員で洗濯物を干す」という行動がとれる

5月22日(日)

「ベランダ 手すり 塗りなおし」と検索窓に打ち込む。

たくさんのDIYのブログが出てきて、なるほどなるほど、だいたいの手順はわかった。結構大変そうだけど、まあやってみようか。

朝、チャーハンの朝食を食べ、ホームセンターに自転車をすべらせる。前日のうちに買い物メモは作っておいた。最近は「錆の上から塗れる塗料」なるものも売っているらしいので、それを使えば多少は楽だろう。

塗料、うすめ液、はけ、スクレイパー、金属ブラシなどを手際よく買う。

だが私は気づいていなかったのだ。DIYブログを書く人はだいたいDIYの達人(ないし暇人)であり、バイアスがあるということを。彼らが「結構大変」と言っているのは素人には恐ろしく大変であることを。

元気よくスクレイパーで塗料のハゲハゲを削り始めて、気がついた。無理だわ、こんなん。

何が無理って、まず作業量が多い。手すりって、棒がたくさんある。四角い棒にはおおよそ4つの面がある。つまり作業量はおおよそ見えている範囲の4倍なのだ。やりにくい裏側も含めて。

とりあえず塗料をできるだけはがす方向は開始10分であきらめ、本当に気になるところだけを削り取る、応急処置の方向で進めることにした。

風呂場からBluetoothのスピーカーを持ってきて、ビルエヴァンスをかける。

隣の家は屋上が広い広いルーフバルコニーになっていて、私の家の最上階からは見下ろすかたちとなる。手すりをごりごり削りながら見下ろしていたらお隣の3人家族が全員ベランダに出てきて、全員で洗濯物を干していた。

そうかここまでベランダが広いと「家族全員で洗濯物を干す」という行動がとれるのか。

妻が図書館から帰ってきて参戦してくれたので、塗料とはけをわたし、塗りをお願いする。私は引き続き削り、やする。右手がへろへろしてきた。

5月とはいえ、暑い。日が出てくると灼けるようだ。昼飯の準備が面倒になり子供たちにQUOカードを渡して昼食を買ってきてもらった。

疲れてリビングに降りると、「冷やし豚麺」という、二郎へのリスペクトをほんのり匂わせる冷やし麺を買ってきてくれていた。わかってるな、きみたち!

午後は上野動物園の予約があったが、今日中に塗りまで終えたいので私以外の家族を上野にやり、私は粛々と削り、やすり、塗る。

2時半くらいに(大きな妥協を含みながら)一通り終えられたので、あとはパルムを食べたり動画を見たり本を読んだりしてすごす。

お隣さんに子供らが使っていた幼児用自転車をあげることになり、それを磨くなどした。

料理を始める。とりあえず鶏手羽中を味噌につけ、ラムトマトシチューをつくり、今日の夕食の炒めカレーを仕込み、あれ? もう材料がないぞ? なんだか作り置きが少ないな。

子供らは動物園から帰ってきた。子象、レッサーパンダ、カバの話を聞く。お土産を依頼していたが、特に良いものがなかったらしく買ってこなかった。子供らもアイスを食べたらしい。

夕食は炒めカレー。キャベツ、なす、鶏肉など。

炒めカレー、最強の食べ物だと思っているがなかなかフォロワーが現れない。妻に「もっと流行ると思ってる」と伝えると「流行らせればいいのに」という謎のアドバイスがあった。

炒めカレーの良いところ

  • 簡単

  • 安い

  • すぐできる

  • 野菜がたくさん食べられる

  • 白飯もたくさん食べられる

  • 残り物野菜だけでもつくれて材料を選ばない

  • スパイスを使うので代謝によい

  • 塩分が意外と少なくて済む

流行ってほしい気もするし、流行らない気もするし、なんならもう流行っている可能性すらある。