4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

埃の一粒一粒、それぞれもともとは何かの破片

5月10日(火)

しばらく日記が溜まってしまった。NoteのUIがその間に変わった。

子供たちはあっという間に朝の安定運用に入り、早起きして出ていく。大人だけがペースを取り戻せないままだ。ぼけが直らないまま仕事をし、魚の定食屋に入り、満席で、中華屋でタンメンを食べたりする。

夕方から前の会社の後輩たちがうちに遊びに来るので、部屋を掃除する。相変わらず部屋のどこからか埃が湧いて出て、すみっこにたまっている。何度掃除しても、この「無から有が生み出された」感覚を味わっている。埃の一粒一粒、それぞれもともとは何かの破片なんだよな。私の服、カーテン、椅子のスポンジ、そういうところからはみ出たものたちが絡まりあって埃になっている。

天気がよい。湯島で打ち合わせがあって、ああ、自転車で行こうかなぁ。

外出先に自転車で行くのは初めてではないか。いや厳密には就業規則違反なのかもしれないけど、こんなに晴れている日だし、まあいいでしょう。

秋葉原を超えて、湯島へ。打ち合わせをしっかりとこなす。

打ち合わせがすごく盛り上がってしまい、18時に後輩を呼んでいるのに17時40分ころまでかかってしまった。やばい! 急いで帰る。

電車だと「急ぐ」はせいぜい前の電車に間に合うように歩くということだが、自転車だと「急ぐ」行為がダイレクトに可能になる。

まもなくして後輩たちが集まってきた。人の動きにつられて、子供たちが顔を出す。

うちの子たちは私が1階でホームパーティーをやっているとおいしいものがもらえると思ってすぐに来ようとする。シャイなくせに毎回美味しい思いをしているのでここだけは積極的だ。子供が来ると話題がそっちに行っちゃうのでできるだけ離れていてほしいのだが。

裏のイタリアンにケータリングを頼んであり、アユの燻製のコンフィみたいなわけわからない(ほめ言葉)食事が届く。めちゃくちゃうまい。

ワインをたくさん飲んで、写真をたくさん撮って、酔っぱらって寝た。

お酒をたくさん飲んで、酔っぱらって寝るという展開が久しぶりでノスタルジーを感じる。