4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

失踪には失踪の理由がある。

9月16日(木)

朝食:納豆にねばねば野菜を加えたやつごはん

前日ゆでたねばねば野菜(オクラとつるむらさき)を残しておいて、納豆の小さなカップいっぱいに詰め込んでぐるぐる混ぜてご飯にのせる。うまいな。

下の子だけが納豆を食べなかった。この子あまり納豆好きじゃないんだよな。納豆だけじゃない、豆腐もあまり好きじゃないんだよな。

昼食:カレーパン、クリームパン、サンドイッチ

妻とそろって家を出て、出た瞬間に難民となる。

我々は昼食に意思をもたない。昼食ゾンビだ。

適当に歩き出しながら話し、やっぱりパンにするか、と道を引き返してパン屋に向かう。

パン屋木曜休みじゃん!とふたたび引き返す。大通りをうろうろする昼食ゾンビたち。

パン屋で好きなパンをたくさん買って家で食べる。幸せだ。最近の私はクリームパンが大好きです。

夕食:かぼちゃとひき肉とジャガイモの煮物、こんにゃくの白和え

うっかり調理を忘れていたひき肉を発見し、あわてて昨日の朝作ったやつだ。

夕食の時間、子供たちが今日の給食おいしかったという。ホキの揚げたやつとじゃがいものチリソース和えだそうだ。

今まで食べた中で一番おいしい魚、と言っていた。そこまでか? 本当にそこまでなのか? だとすると一度は頂いてみたいものである。

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不幸なことは重なる。

①朝割と早く起きたにもかかわらず、小学校に向けて家を出るのが少し遅くなってしまった。

②いつもお迎えに来るお友達は来ない。休みなのか、リモートなのかわからない。(いまの小学校はコロナ対応でリモート参加という選択肢がある。すごいことだ)

③妻が見ていた天気予報が奥多摩の天気だったため、思ったより分厚い洋服を着せてしまった。出発直前で着替えることにする。

その辺の慌て要素が重なり、上の子がわーっとなって着替えたり、この服やだ!もっとかわいいのがいい!となっていて、やばそうなので下の子だけをとりあえず小学校に護送する。

帰ってくると少し落ち着いた上の子と妻が入れ替わりで家を出た。

そして妻が帰ってこない。

そのまま散歩でもしているのかな? と思って優雅に待っていたが全然帰ってこない。8時45分、つまり始業時間になっても帰ってこない。

事故か、事件か…!?

とりあえず家から小学校の間をうろうろと歩いてみる。公園を挟んで見える距離だ。大きな事故があった痕跡はない。

家に戻る。妻はいない。失踪~!

自転車を出して、もう一度小学校の周りをぐるっと回ってみる。いない。家に着く。いない。困ったな。とりあえず小学校に電話してみようかな。

困っていると向こうから妻がやってきた。どこに行っていた!?

聞けば、小学校まではどうにかたどり着いたものの機嫌が向かず、リモートで入る(お友達がいないから)、学校いきたくない、図工やりたくない、遅くなった理由を話したくない、というので泣きに泣き、揉めに揉め、どうにか教室に預かってもらって今になった、とのこと。

うわぁ……お疲れ様。僕は僕で、君が失踪したのかと思ったよ。

お互いがお互いのつらさを思いやり頷きあった。失踪には失踪の理由がある。