8月3日(火)
朝食:ちぎりパン、スクランブルエッグ、パプリカ、きゅうり
妻が焼いたパンが美味しかったので美味しいねと言ったら、「バターと砂糖が入っているパンをことごとく褒めるね」とのこと。油こそ旨味だ!
昼食:納豆チャーハン
妻が作ってくれた。チャーハンは安定してうまい。モロヘイヤも入っていて、粘りに負けずよくチャーハンとして成立しているな、と感心するなど。
夕食:枝豆、ミニトマト、ポテトサラダ、ピーマンと豚肉炒め、その他
子供達が「おうち居酒屋」をやってくれた。
仕事場から戻ると「いらっしゃいませー」と席まで案内してくれ、メニューを見せてくれた。妻が色々作ってくれているようだ。
小さな店員さんは自分たちもカルピスソーダを注文して私の隣に座った。あれか、キャバクラなのかな?
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とうとうこの日が来た。パプリカの収穫である。
植え付けから三ヶ月、実ができてから二ヶ月半。ずっと緑のまま、しかし尻腐れもなく耐えてきて、ようやく先週くらいから色が黒くなり始め、そして赤くなり、全体むらなく赤くなるかなと思っていたらその前にちょっと表面がシワシワになってきたので収穫である。
立派な太い軸に鋏を入れ、ジョキンと切り離す。確かな手応え、持ち重り。サイズもお店で売っているものとほぼ同じだ。
半分に割る。当たり前だがパプリカだ。種とワタをとって、スティックに切り、冷蔵庫に入れておく。
そして朝食時にかじる。甘い! 美味しい!
よくぞここまで……ちょっと泣いてしまいそうだよ。
改めてネットでパプリカの育て方を調べると「難易度は高いがその分収穫できた時の嬉しさはひとしお」とあった。ひとしお、味わっているよ!
子供たちもスイスイ食べておかわりしたがった、あと1個あるからな。
昼飯を食べにリビングに戻ると子供らが喧嘩している。どうやら、チャーハンを乗せる皿を検討した際、1枚しかない「ヒラメのさら」がバッティングして取り合っているらしい。
ヒラメの皿、いつからあるのかわからない。ヒラメのような、葉っぱのような不思議な形で、色もピンクとオレンジの中間のぼんやりした、とにかく全体的にぼんやりした皿だ。
それを取り合って延々と喧嘩しているので全く食事にならない。
テーブルの上に皿類を広げて、せーので選び、もし同じのを選んでしまったらそれは片付ける、というルールでやってみた。最初に二人ともヒラメを選び、ヒラメは片付けられた。
その後もいくつかの皿が片付けられ、ようやく別々の皿を選び食事となったが、それでもヒラメに対する想いは時折溢れている。
何を魅力的と感じるかは人の勝手という他ないな。
夕方仕事中にギャアギャアと二人とも泣き叫ぶ声がするので慌ててリビングに馳せると、妻と三人でUNOをやっているようだった。
妻は「片方が負けそうになると泣き喚き、また一方が負けそうになると泣き喚き」と報告してくれた。
君たち、シンプルにカードゲームに向いてないよ。