4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

少なくとも私だけ切り取ってみると楽しみ

5月11日(火)

きみたちの最高月収に興味はない。

爆発的に稼ぎ続けているなら、せめて1%でも、めぐまれない子供たちに寄付してほしい。

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卵が4個余っていて、今日さらに20個届く予定なので卵を食べようと思っていた。

一方で冷蔵庫には賞味期限を2日すぎたちくわがあって、ちくわの卵とじ、が頭をよぎるが、おそらくちくわを磯辺焼き以外の調理法にすると猛反発を食うので卵は明日にしよう。

子供たちが勇んで干したキノコと大根を使って汁をつくる。起き抜けに白湯を飲み、その後味付けをした。白湯の後には薄味のものでも味が濃く感じる。そのためちくわの後で汁をすすると、おお、無味! 家族でしょうゆを回してめいめいに垂らす。下の子は汁を残した。

子供らが去り大人と静寂が残される、その瞬間の落差にもようやく慣れた。コーヒーを淹れて、仕事。

昼食は冷蔵庫に残っていたカレイの煮つけと、ひじき煮と、白飯。お代わりは梅干しご飯。渋すぎるし動いてなさすぎる。

夕方に家族が家に帰ってきて、宿題を始める。上の子は文字を丁寧に丁寧に書いているようで宿題をやるのに1時間以上かかっていて、それがゆえに遊ぶ時間がとれないでいるようだ。どこかでそのくびきを取り払わねば、とは思っている。

どうしてもやらねばならぬ仕事がいくつかあたので風呂と夕食を妻にバトンタッチした。仕事に没頭していたら家族が先に夕食を食べ始めてしまい、あわてて合流した。長いもやアスパラに豚肉を巻いたやつと、里芋の白煮。芋分が多い。

近くのイタリアンがさすがに経営に苦戦しているらしく店舗での営業は当面やめてしまうのだという。というのをFacebookで見た。

あまりにも寂しいのでシェフに連絡し、金曜の夜のテイクアウトと、イタリア料理のプライベートレッスンをお願いしてみた。快諾いただく。

手放しに喜べる状況ではないことはわかっているが、プロに直接学べる機会なんてそうそうない。意図して起こった状況ではないので楽しみにしていいものか悩ましいが、少なくとも私だけ切り取ってみると楽しみだ。