4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

確定申告はモノで釣るのが一番

2月17日(土)

子どもたちはカラオケに行くのだという。下の子のお友達が誘ってくれた。上の子もついていくのだという。

下の子と上の子は一つしか歳が離れていないし、保育園の子たちなのでよく知っているとはいえ、それでも年下の子たちにたった一人混じっていく上の子もなかなかだな、と思う。

それほどまでに「ソフトクリーム食べ放題」の魔力は強いようだ。

午前中は妻が出かけたので部屋の掃除とかゴミ捨てをする。

午後は子供らがカラオケに行ったので、確定申告をすることにした。確定申告というと事務のお化けみたいなイメージがあって、かなり引け腰だった。でも今年は子供が歯の矯正をして医療費がかさんだので、その分の還元が得られる目算があり、領収書を溜めていたのだった。

前回やったのは住宅ローンを締結した10年前である。我が家は古すぎて住宅ローン控除も受けられないので、ずいぶんと久しぶりの確定申告となった。

これで返ってきた税金をもとにスニーカーを買うぞ、と意思を新たにする。やっぱりモノだ。確定申告はモノで釣るのが一番。

ところがその10年でいろいろ進化しており、まず税務署に行かなくていい。マイナンバーカードがあればOK。あとは領収書をエクセルに移していってアップロードし(保険適用の医療費はこれも自動でできるらしいが保険適用外のものはどうにもならない)、源泉徴収票を見ながら自分の所得と向き合い、提出したら終わりである。

数万円が返ってくることになった。かなりいいスニーカーを買うことができそうだ。そのままアメ横に赴いて、ちょっといいスニーカー買ってきた。

家に帰ってきて驚いた。私は私物の黒いキャップをかぶって買い物に行ったつもりなのだが、なぜかその帽子が家にある。

では私の頭に乗っているこれは?

会社のロゴが入ったノベルティのキャップであった。

自社のロゴ入りキャップで買い物してきたのか……圧倒的に恥ずかしい。私の会社は特に(あまり良くない方向での)知名度もあり、かなりこれは心がぎゅっとなる。

新しいスニーカーを抱きしめて心を癒した。

夕食に炒め物をつくったが、案の定子供らはほとんど食べなかった。本当はカラオケのあと外食しようとか言っていたが、この食欲なら外食しなくてよかった。