11月26日(日)
写真は先日の高尾山の隣の山に登った時にいた野生のオーロット。もっとうまく撮れた気がする……
上の子が少し勉強を怠っていたので塾の宿題が溜まっている。午前中にしっかり仕上げられたらイタリア料理を食べに行こう、と促して、私は私で仕事を続ける。
上の子はしっかりと午前中に宿題を終わらせたため、3人で連れ立って近所の安めのイタリアンへ。朝から降っていた雨は止んではいたが、濡れたアスファルトからの冷気がもう冬を感じさせる底冷えの日だ。
イタリアンは空いていたのですぐに入れた。子供らはピザを、私はパスタを注文した。
隣の席に女性二人組が入ってきた。
「時間がないんですけど、ワインだけでも大丈夫ですか?」
おお、粋だ! 粋だねぇ!
彼女らはぺちゃくちゃしゃべりながら白ワインを2杯ずつ空けて、「今度はちゃんと食べに来ます!」といってお会計をして帰っていった。滞在時間は20分少々。近くに友達が住んでいて、家に行くのだという。その前にかけつけ2杯とは、しかし粋だねぇ。あんな大人になりたいものだ。もう十分すぎるほどに大人ですけれどもね。
食事のあとデザートに子供と一緒にチョコアイスを注文して食べたが、我慢できなくなって家に着くなり白ワインを飲んだ。
夜はさんまの塩焼きだ。味噌汁、大根(直前におろす)を用意し、玄関先にカセットコンロを出して、グリルパンで焼く。
北海道からの魚の定期配達をやめてから、このスタイルはめっきりなくなった。魚の焼ける音とにおいを感じながら、路上でしんみり飲む金麦のうまいこと。
もちろん焼けたあとのさんまもばつぐんにうまい。