4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

いったん面倒くさがっておいて結局楽しい、という日本の小さい組織の様式美

4月28日(金)

翌日からゴールデンウィークらしいが私は仕事する気まんまんなので普通の姿勢で土日に突入しようと思っていた。しかし仕事で話す人がみなゴールデンウィークのことを楽しみにしているので私もだんだん楽しみになってきてしまった。

いかん、仕事!

家にあった適当なおかずと白飯で朝食をこしらえ、子供らを学校に送り出す。子供たちは気を抜くと25℃の日にヒートテックを着たり、涼しい日に半袖短パンで家を出ようとするので注意が必要だ。

買っておいたL字のType-Cケーブルが届いたので差し替えた。安いモニターアームを買ったのに、ホールソー、ケーブルと周辺グッズの支出が増えていく。

11時ころから昼、夕方まで打ち合わせが断続的に続いており、早めに昼食を手配したほうがよかれと思ってパンを買っておいた。近所の町パン屋は遠慮なくガンガンに値上げをしておりたくましい。

妻が飲み会というので、いったん帰ってきて、そのあと出ていった。今の職場で飲み会は初めてなのだそうだ。彼女が働き始めて初めてではなく、設立以来初めてなのだという。そういうもんか。

職場では全員が面倒くさがっているのだそうだ。そういうものか。

妻がピーマンの肉詰めをたくさん用意していってくれたので3人でそれを食べた。下の子にふと「ママいないね」と話をふると涙を目にためて「言わないで」とつぶやいた。この人もいつか大人になるんだろうか。

サッと子供らにシャワーを浴びせ、寝かしつける。いつもよりだいぶ早い。最近夜更かしが続いたのでちょうどいいだろう。

22時くらいに妻が帰ってきた。ずいぶんとゴキゲンである。みんな面倒くさがっていたのに全然楽しかった、とのこと。

いったん面倒くさがっておいて結局楽しい、という日本の小さい組織の様式美なのだろうか。しかしだいぶ酔っているようなので水をがぶがぶ飲んでいて、それを確認してわたしは寝た。