4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

お花ちょう

5月7日(日)

妻は早朝から仕事に行く。この人のゴールデンウィークは終わった。

最終日なのは私と子供らである。しかも嵐の予報となっている。激しいヒマが予想される。私一人でヒマなのはウェルカムだが子供もまとめてヒマとなると結構悩ましいですよね。

朝食に前日のゆで鶏の残り汁でおかゆをつくった。鶏とニラを入れて少し中華風に仕立てた。

上の子は寝ている。さすがに疲れが出たのだろうか、8時をすぎても寝ているので下の子と先に朝食。おかゆはめちゃくちゃ受けた。やがてのんびり苦笑いしながら上の子が起きてくるのでおかゆを食わせた。

ヒマが始まった。こんな日は餃子に限る。夕食は餃子にする宣言。白菜も豚肉もあるし、準強力粉も結構残っているそうだ。餃子の原価の低さはすごい。食材が限られた内陸地方で手間をかけることでごちそう感を出すという先人の知恵が詰まっている。

下の子は「お花ちょう」なるノートを作り始めた。

この人はなぜか路傍の花に詳しく、先日秩父に行った際も「これは〇〇で、これは〇〇で、」と知識を披露していた。理科の教科書にたくさん書いてあったので覚えたのだという。皆で感心していると「お花大好き!」と言って笑っていた。ほほえましさにもほどがある。

家に花図鑑(道端のやつではなく花屋さんのやつ)があったのでそれを見てイラストと名前を書き始めた。そのノートが「お花ちょう」というわけだ。

上の子は結構勉強が残っていたのでがんばって片付けていた。

昼食はお蕎麦を食べ、私は仕事場で写真の整理など引き続きやっていた。15時半になって妻が帰ってきて、餃子をつくりはじめる。下の子が手伝ってくれた。

粉を計って、塩を適当に入れて、粉の分量の半分の水を少しずつ入れて練っていく。餃子を皮から作るというと一つ何かハードルを感じるが、実際やっているのはそれだけだ。その間に私は野菜を刻んで塩でもみ、しいたけを戻し、肉を叩いてミンチにした。皮を下の子からあずかりしっかりとこねておく。第一段階は終了。餃子は3つの段階に分かれているので時間つぶしにもってこいだ。

第二段階の包む作業で、妻が手伝ってくれた。粉いじりは本職だが餃子の皮のばしはまだ私の方がうまい。

第三段階で、今回は焼き餃子だけでなく水餃子もつくる。お湯でゆでるだけなので楽ちんだし、焼きだけだと2回焼かなきゃいけないのに水もあると一発で全部作れるのが良い。ついでに玉ねぎとレンコンの炊き込みご飯もつくる。

水餃子と焼き餃子を食べくらべてみて、皮の手作りを楽しむなら水餃子に分があるな、という結論になった。つるつるしてとても歯ざわり、喉ごしがいい。

餃子を詳しく描写するほど特にやることのない日であった。とっとと寝る。