4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

芋粥というとずいぶんひもじい印象がある。芥川龍之介か。

3月24日(金)

ひどい口内炎があるとどうなるか?

痛い。痛いので歯をくいしばる。すると頭がいたくなったり、首が凝ったりする。

食べられない。おなかがすくこともあるが、それは慣れてしまい、しかし体力が衰えてふらふらする。

そして考えが圧倒的に後ろ向きになる。

終業式である。

子供たちには芋ご飯があり、適当なおかずを出してやる。私は芋ご飯を、なんか冷蔵庫に残っていた鶏スープのようなもので伸ばしておかゆにした。芋粥

芋粥というとずいぶんひもじい印象がある。芥川龍之介か。

子供たちを学校に送り出す。ずいぶんと暖かい日だ。戸を開け放って仕事をはじめる。

知ってはいたが昼頃に子供たちが帰ってきた。妻がスープを用意しておいてくれたのでそれを温めて子供らに出し、私は引き続き芋粥

芋粥、ゼリー、芋粥。塩辛いとしみるのでどれも薄味である。

ただ今日はひとつだけ、ピアノのレッスンがあってそれにはどうしても行きたいのだ。ピアノは喋らなくてもできるからな。

夕食は妻が気をまわして、やさしい味の粥と、茶わん蒸しをつくってくれた。人参スープは塩気がつらい。茶わん蒸しはとてもよかった。子供も手伝ってくれたらしい。

ピアノへ。

もごもごと「すみません、今日は口内炎で喋れないのです。言われた通りに弾きますから」と降参宣言をし、言われた通りに弾いてレッスンを終えた。

喋らなくてもできる趣味があって本当によかった。