3月24日(土)
もうどうにもならなくなって医者に行くことにした。医者といっても口内炎は歯科らしいので、歯医者である。
朝はオートミールをミルクで煮て、はちみつとシナモンをかけたやつにした。甘く食べやすく、これもっと早く気づいていればよかった!と悔しがった数分後に「これ、飽きるな」が訪れた。
思えば世界中のいろんな国にこういう病人食はあるはずである。
歯医者が9時半から開くというので予約なしで突撃する。こっちは急患である(口内炎の)。ふがふがと相談して、10時から診てもらえることになった。「え、口内炎ですか?」というやりとりもなく、普通に予定入れることができた。
10時に歯医者の席につく。歯科衛生士さんに舌の様子を見せる。
「うわ、、、痛そうですね」痛いから来てるんだよ!
その後、歯医者の先生も診てくれた。
できることは何もない、薬だけ出しておきますね、ということだった。
そうなのか……
舌がでこぼこなので、食いしばりが見えます、続くようであればマウスピースをつくりますね。とのこと。痛いから食いしばっているだけだってば。
1週間後にもう一度予約をし(歯も診てほしかったからちょうどいいのだ)、薬屋で薬をもらう。やれやれ。
そして帰って昼食に粥を食べ、薬を塗った。痛い! 痛い痛い!
口内炎の薬には、痛いやつと痛くないやつがあるんだった。市販品の痛くないやつを使っていたが、薬屋でもらったのは完全に痛いやつだった。
痛すぎて寝ることにする。
突然妻に起こされた。「メルカリ! 雨やんだから!」
おお、そうであった。メルカリで売れたPCのディスプレイを発送せねばならない。雨のなかディスプレイの入った段ボールをコンビニまでもっていくのは難儀であるが、偶然雨も一瞬上がったので妻と一緒にコンビニに行く。
ついでにクーリッシュを買った。歯や口を使わなくても食べられる中で最高級のデザートである。
そのままだらだらとして起きたり寝たり、少しPCに向き合ったりして、夜を迎えた。これはもう病人である。
明日の朝はリゾットにしよう。ビーツが余っていたので刻んでおき、鶏スープが余っていたのでとっておく。あとは鍋に入れるだけでリゾットができるはずだ。