4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

子供に見せられる職場って、いいな……

3月21日(火)

祝日だという。世界はジェネレーティブAIの生み出した革命がすごいことになっているのに、日本だけ1日休みである。

妻が、仕事場に遊びに来ては?という提案をしてくれた。ほう。それは面白そうだ。ついでに上の子が塾に忘れ物をしてきたというのでそれを取りに行く(塾とパン屋はすぐ近くだ)。ついでに上の子が一人で塾から帰ってこれるかの練習でもある。

午前中だらだらと野球を見る。最後の見事な逆転劇に家族3人で沸き上がった。

沸き上がった気持ちそのままに、上着も手にもってわちゃわちゃと出発。歩いて30分弱かかる。

妻の職場の前で、妻が待っていた。子供と3人で、小さなパン屋の工房に入っていく。

今日はパン屋は休みであるが、お菓子作りの日で、5人くらいの人が働いていた。焼きあがったお菓子がたくさん並んでいて、作業台の上にはナッツなどの材料が並んでおり、良い匂いがする。

子供たちはおずおずとしていたが、いろいろ歩き回って楽しそうだった。まさに社会科見学である。お店の人がお菓子をいくつかくれた(たぶん失敗したやつ)。

ついでに別フロアにあるサンドイッチの工房も見させてもらう。今日は特に何にもしてないようだ。倉庫、微妙な休憩スペースがふわっと分かれていて、まさに飲食店の裏側という感じがする。

「子供に見せられる職場って、いいな……」

本当にすごくいいのだ。私は自邸で無限につながる仕事のための仕事、Bull-shitジョブをやっている間に、妻は美味しいパンを焼いている。

うらやましい……

パン屋をあとにし、上の子の塾で忘れ物をピックアップしたのち、近くのジョナサンへ。猫の配膳ロボットが配って回っていて、子供たちは猫ちゃんを見るのは初めてのようで興奮していた。

ジュニアセットピザのようなものを二人とも注文していた。ただ出てきたのは普通に大人用っぽいサイズのピザが1枚、ドリンクバー、おもちゃのがちゃがちゃコイン1枚。ありものでまとめてセットにした感がある。ピザ好きな子供たちも微妙に食べ切れず残りを私が食べた。皆で腹一杯である。

3400円。まあまあするな……。

そしてそこから帰りは、上の子が一人で歩いて電車に乗り、家まで帰った。駅でホームを間違いそうになったがちゃんと表示板を読んで大丈夫である。20分くらいの道のりではあるが、電車に乗った時点でほぼ終わっているようなものだ。

大きくなったものよ……

舌を噛んだところが徐々に徐々に怪しくなってきた。どうにか明日の仕事はこなしたいが、はたして。