2月10日(金)
とても寒い予報の日が来た。前もあったけど、一週間以上前から寒いと予報されてきた日が実際に寒いと天気予報の進歩を感じる。
妻もさすがに電車で仕事に行き、子供らを起こす。上の子は案の定寝ていてなかなか起きてこない。一緒にマチスコープ見ようよ、といって起こすと「それは先に言ってよ……」と弱弱しい声がする。
妻が焼いたベーグルにスクランブルエッグを挟んで食べる。寒いので白菜スープだ。スープは子供らに受けないが寒いからよいのだ。
下の子が例によって薄い上着で学校に行こうとするのをどうにか止めようとしたが、無理だった。寒くないのだろうか。でも、やはりクラスにひとりくらいは冬でも半袖短パンボーイorガールがいるらしく、まあそれに比べればだいぶ現実的な恰好ではある。
すぐに雪が降り出した。積もるような降りではないが、しっかり降っているな、という感じではある。
雪が降ろうが仕事はあるので、暖房をしっかり焚いて仕事にかかる。なかなか部屋が温まらない。
昼食も遠くに行く気は起きず、松屋を訪れる。台湾まぜ牛丼、みたいなやつがあった。白飯の上に牛丼の具、キムチ、葱、温玉、それとネギ味噌みたいな何かが乗っている。このネギ味噌みたいな何かが台湾なのかしら? まあ不味いわけもなく、普通においしい。
こういう牛丼屋のような限られたメニューのお店が、その中でやりくりしてどうにか〇〇風をひねり出しているのは結構好きだ。
午後は雨に変わってただ寒いだけの雨の日になった。こうなるともう憂鬱でしかない。仕事も忙しいし、ピアノもあるし、やれやれだ。
夕食は妻がつくってくれた鍋。こういう日は鍋に限る。白飯は出さず、雑炊にした。その後ピアノに行きたくない行きたくないとごねて下の子にいさめられるなどした。
ピアノでは左手のバッキングについてみっちりしごかれた。前回は理論に徹して1曲しか弾けなかったが、今日は「酒とバラの日々」「枯葉」も含む4曲弾いたので満足度がある。
いつもなら歩いて帰ってくるが今日は雨だったので電車で帰る。電車だとあっという間に家についてしまい、さみしい。