7月6日(火)
体調:
熱はない。喉の痛みもない。だが喉のカスれみたいなのは残っていて、長くしゃべると喉が痛くなる。
身体がだるいが、これは運動不足や日照不足によるものの可能性も高い。時間の感覚もおかしくなってきたが、これも隔離生活によるものが大きい。
感染を拡大しないための隔離生活なのはわかるが私の周囲だけを切り取ってみると単なる苦役でしかない。病気由来のつらさは全体の1割、人間由来のつらさが全体の9割、人間由来のつらさを軽減するための仕組みも人間が用意していておもしろい。
やったこと:
早朝にあたりを散歩する。これは毎日続けないといけない。
朝から子供たちがいろいろ準備をしてくれた。朝食はパンと野菜を盛り合わせて出してくれる。昼食、夕食は残っていたおかずと白飯の盛り合わせ弁当である。
子供はプラスチックのパックにあわせて主食とおかずをもりあわせてくれるが、プラスチックのパックが小さいのでおかずがまさに子供サイズでしか出てこなくて面白い。そして私もそれで足りてしまう。
朝から、線形代数、ニューラルネットワークの勉強、「銃・病原菌・鉄」は下巻の4割くらいまで進んだか。スカーレットグレイスのほうが楽しいのでついやりすぎてしまう。ウルピナ編でシグフレイを倒すところまで行った。
自分が強くなると同じだけ敵が強くなるので、雑魚キャラを一撃で全滅してウェーイみたいなことができないのでそういうカタルシスがない。一戦一戦が難しく、重い。
東京都の支援物資が届く予定だが届かない。
妻の検査結果が出て案の定陽性だったので妻も寝室に引きこもり、遠隔で子供にあれこれ指図している。
状況として発症したのが私の方が早いので、私の方が感染させリスクは低いが、子供が延々とママーママーとママに甘えまくっているのをずっとモヤモヤしながら聞いていた。最後には寝かしつけしてもらっていた。
私は依然として元バイク駐輪場の元倉庫で隔離を続けている。妻が子供を使役して全部どうにかしてくれるから。
こういう暮らしが続くと自分はいったいこの家にとってなんだったんだろうとか考えてしまった。