4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

空想上のゼリー

6月24日(金)

金曜にも授業参観があるので今日も行くことになっている。こんなに律儀に行くことはないと思うが学校が徒歩約1分と近すぎるのがよくないかもしれない。

残っていた鶏そぼろや卵焼きと白飯の昼食をすませ、子供らと妻を送り出し、どうにもだるいので授業参観までは半休みでいることにする。

暑い日だ。30度以上まで上がっていくらしい。予報を見ると週末はなお暑いようだ。生まれたばかりの甥っ子を見に千葉の流山まで行く予定なのだが暑すぎないだろうか。

内陸の都市周縁部はめちゃくちゃ暑いというざっくりした認識でいる。

参観で学校につくと下の子が図工で絵を描いていた。割と早々に描き終えて、アイスクリームの塗り絵をやっている。

子供の絵は記号的というか、絵文字的だよな。猫と言えば🐱だし恐竜といえば🦖だ。

「横から見た絵を描く」みたいな概念を教えたりしなくてよいのだろうか。変に幼年期から自己表現方向に行くのではなく単に絵を描くスキルや視点を教えてもよいのではないか。みたいなことをずっと考えていた。ひまだから。

続いて上の子のクラスは算数。あまりのある割り算、という単元で、14÷3をテーマにやっていた。14個のゼリーを3個ずつ分けていくのだそうだ。

説明を乞われた男子生徒が「1個足りないのは空想でやるとして、」と空想上のゼリーを持ち出していた。素晴らしい。

塾で習っちゃった子のわかってる感を埋めるのが大変そうだ。私も4年生以降はわかっている側の人間だったのでどちらの視点もよくわかる。

上の子から「怖いから迎えに来て」と言われた。そういえば、全国の自治体向けに「子供を334人誘拐する」という強迫が届いているんだった。

なんでや! 阪神……とそういうことなのだろうが洒落にならない。学校からはメールで下校にご協力くださいという連絡がきている。

松屋で牛丼を食べ、仕事をしてから迎えに行く。先生たちも総動員してものものしい下校だった。怖がる子供らを引き連れて帰る。

子供たちは家に帰ってからも窓という窓の鍵を閉めるなど恐怖心をあらわにしていた。冗談としても許されないぞ。

夕食、微妙に残っていた鶏と芋の焼いたやつとオイルサーディンを雑にオーブンに突っ込み、パニーニを焼いて挟んで食べた。いつも朝食でしかパニーニを食べないので新鮮。

ピアノを習いに行ったがうまく弾けなかった。ちょっとがんばらねば……