4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

なぜ昭和のママたちは授業参観で着飾ったのだろうか。

6月23日(木)

妻が焼いたパンを皆で食べる。毎回小麦粉の量は同じなのに腹持ちが違い、妙に満腹になった。

聞くとスペルト小麦を使って焼いたのだそうだ。なるほど少しサクサクして独特の香りがあるような気がする。ごめん、あんまりわかってない。

朝は仕事をせず、小学校へ。授業参観なのだ。コロナが出てきてから初めてのリアル参観である。リアルはリアルで、オンラインはオンラインでそれぞれの良さがあるのだろう。

かつて授業参観といえば着飾ったママたちが着飾り具合を云々する場だったように思うが今や丈の短いデニムにTシャツのおじさんが子供らの輝きを後ろからぼんやり見ている場である。

なぜ昭和のママたちは授業参観で着飾ったのだろうか。それは彼女らにとって数少ない「公」だったからではないか。

1時間目は上の子の体育。参観しているのはわたし含めて4名。うち
2名は男性である。子供達は玉入れや「猫とネズミ」ゲームに興じ、最後には運動会で踊っていた演目をビシっと決めていた。躍動。

2時間目は下の子の「図書」の授業。そんなのあったか? ちょうどスイミーの単元をやっていたところで、先生がレオ=レオニの絵本を紹介していた。アレクサンダとぜんまいネズミ、さかなはさかな、フレデリック……

あ、わたしのTシャツ。「フレデリック」だ。なんたる偶然。

あわせてきたわけでは全然ないがちょっと恥ずかしさはある。

その後はただ子供らが本を読んでいるだけの時間で我々は後ろでぼーっとしているだけでつまらない。

参観を終えて出てくる。今年は3日にわたって実施となるので明日もまたこよう。

昼には少し早い時間だったが、ネットでサイゼリアが盛り上がっていたので自転車にまたがりサイゼに行き、カルボナーラブロッコリー、ドリンクバーを注文する。

サイゼは基本的にファンが多い店ではあり、確かに値段にしては美味しいし本格的ではある。ただ普段イタリアンの外食をあまりしないので比較対象が家しかなく、イタリアンというのは家でやってもかなり美味いのでそこまで感動を感じないというのが実際のところ。

夕方にスパイスにつけてあったチキンと芋をオーブンに突っ込み、妻が帰ってきたら家を出る。今日は同期の飲み会がある。

表参道の裏通りにある和食屋の個室。5人のうち新卒で入社した会社にとど待っているのは私ともう一人しかいないが、それぞれに出世をしておりこういった高級店を普段使いするようになったのだな。

美味かったがコースが出てくるのがめちゃくちゃゆっくりで、20時前にはじめて最後のデザートが出てきたのが23時前、その後のほうじ茶が23時過ぎとよく言えば「ゆったりとした時間を楽しむ大人の店」である。22時くらいに帰るつもりだったのに。

電車に乗って家に着いたのが24時過ぎ。

寝室を見ると妻がいない。風呂でもない。食器洗い機はまわっており家自体は眠りモードに入っている。何だと?

子供部屋に駆け上がると、妻が片方のベッドで寝ており、子供の片方は床の布団で寝ている。どういうわけだ??

寝たのが25時前。眠い。