6月8日(水)
昨日の夜はYouTubeでTransformerとGPT-3の仕組みについて学んだ。立場上技術の中身にまで踏み込んで学ぶことはあまりないので「なるほどこれがあのお噂のTransformerなんですね」というのがおぼろげにつかめた。気がする。
Transformerは世紀の発明と言えるだろう。
起きる。無駄にでかいベッドに私しかいない。
やはりワンオペだと朝が一番忙しい。単純に時間制限の中で仕事量が2倍になる。バタバタと部屋を片付け、着替え、顔を洗い、洗濯物を準備しタオルを入れ替え、思い出したように床をモップかけ、それから朝食の準備に入る。
子供らも起きてきてテレビを見始めた。そうだ熱を測らせてそれを紙に書かねばならない。これもいつまでやるんだろうな。あ! ゴミの日か。ゴミをまとめねば。
朝食はロールパンにレタスと卵とトマトなどを挟むやつにした。とりあえず野菜を並べておいて、みなで挟んでもさもさと食べる。
ばたばたと家事をして子供らを送り出す。残っていたゴミ捨てとかあれこれやって、サーキットトレーニングで全身を追い込んで、仕事。もう何か一つ終えた気持ちで疲れがどっと出る。
朝は、朝だけはやっぱり重たい。保育園の送りがないだけマシではある。
カメラのレンズが届いた。注文から23時間くらいである。早い。打ち合わせ中にカメラを不自然にオフにし開封する。
おお……噂に聞いていたがオートフォーカスの音が果てしなくメカだ。ぎゅうぎゅう言う。
仕事を粛々とやって、昼食は久しぶりに外に出るか。ラーメン屋に並ぶがラーメンではなく米が食べたいことを券売機の手前で悟り(悟りが間に合った!)、洋食屋に入って「ハンバーグ・クリームコロッケ・エビフライセット」を注文する。
重くないかって?ここではひとつひとつが狭小サイズなので大丈夫さ。ジャパニーズスタイル、シニアにおもねっている。
仕事がひと段落していたので子供らと一緒にピアノに行く。一週間しっかり毎日練習したので先生に褒められていた。私も褒められたい。
早めに仕事を切り上げて夕食の準備をしているとチャットが入って、なんかやりたいなと思っていた仕事を無事受託できることになった。ありがてえ。
水曜は何かしらにチャレンジする日になっていて、上の子はなぜかチンチラの飼い方を調べてノートにまとめていた。下の子は無視してドラえもんのマンガを読んでいたので声をかけて一緒に料理をする。
ナスを切って、風呂に入って、あがってきたあとはナスとししとうと鮭を焼いてくれた。
上の子は過去数回ししとうの辛いのにあたっているのでおそるおそるだったが、結果的に今日焼いたししとうに辛いのは入っていなかった。
「10個に1個くらい、辛いのがあるんだよ」
「今日食べたのは9個だから、どこかにある残りの1個が辛いやつなの?」
「いや、10個に1個辛い、というのは、10個選んだら必ず1個辛い、というわけではないんだよ。10個収穫して、全部が辛くないってこともあるし、2個辛いってこともあるよね」
ししとうで学ぶ確率論。