4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

「ギャー」でも「うわー」でもなく「ひゃー」だろう。

5月20日(金)

投資信託を週末にがさっと購入して、そのあとの株価の様子を見て見ぬふりしつつ、オンラインバンキングを覗いてみるとおお!溶けた。

このように毎日の気がかりが一つ増えてしまうのが投資のダメなところだと思っていて、かといって現金保有の限界も感じるので、あとは精神力を鍛えていくだけだ。精神力、精神力。

6時くらいに起きて床を掃く。ついでに玄関も掃く。白湯を沸かし、洗濯機をまわし、朝食の準備をする。

子供たちも自然と起きてきて着替えながらテレビを見ている。

ずっと前からこうやって3人で暮らしてきたようだ。

だが今日妻が帰ってくる。

かにかまと水菜、昨日まで食べていた豆とピーマンのサラダ、全部ぐちゃぐちゃと炒めて卵でとじ、野菜たっぷりかに玉丼にした。ものは言いよう。盛りが多かったかなと思ったが子供も私も全部食べた。

前回の出張の時は子供らが「学校にいったらもう普通の日だね!」とママの帰りに興奮していて、今回は私から「あと30分で学校にいったらもう普通の日だね」と振ってみたけど子供らの食いつきは悪い。やっぱり新しい考え方というのは思いついたときにテンションが極大化されるんだろうな。

子供らは出ていった。今日も天気がよい。走ることもできただろうが、作業がたくさん残っていたのでおとなしく仕事をする。思えばこの一週間、ほとんどどこへも行ってない。

窓を開け話しているとぶんぶんハエが入ってくる。驚くほど大きなハエもいる。我が家が特別にハエを呼びやすいのだろうか。

外はうっすら暑い。韓国料理屋に行き、行ってみるとエアコンが効いていてうっすら寒い。テグタンスープ定食を注文する。

以前(といっても今月の出来事だが)このお店でおつりを100円多くもらって、素直に返したことがあった。いいことをしたな、とその時は思ったが、見ていると今日だけで2回、おつりを多く渡して、それぞれのお客さんから返してもらっていた。

なんだなんだ? わざとか? 何かのサービスなのか? サービスにしてはやる意味が希薄だな?

小学校を覗いてみると子供たちの姿はなく、代わりに庭の選定をやっている業者さんたちがいた。小さなデコトラみたいなのに「GARDENER」といかつい書体で書いてある。小学校にあるものとしては、ずいぶん異質だな。

それと関係あるかないかはわからないが、近所の公園でビワをもいでいる人(彼らもまた何かの業者のようだ)がいた。え、まだ真っ青だぞ。早くないか。思わずじっと見てしまった。

午後も仕事をしていると、リビングのほうから「ひゃー!」という声がした。

さほど切羽詰まったようにも聞こえなかったのでいったんスルーし、おやつの時間に訪れてみると、

ソーダにベランダのミントを摘んで入れたら、青虫が出てきた!」

それは確かに「ひゃー」だな。「ギャー」でも「うわー」でもなく「ひゃー」だろう。

夕方、妻が帰ってきた。テレビを見ていた子供たちは飛び跳ねて妻の素へ向かう。

上の子いわく、

「あのね! 小学生新聞に飛行機のパーツのガチャガチャって書いてある!」

最初に伝えたいのはそれか? きみ、それにそんなに興奮していたか?