4月12日(金)
給食が始まった。
おれたちの昼休みが帰ってきた……!
そうだ、どうして給食がないと大変なのかがわかった。準備が大変とかではなく、単純に昼休みがなくなる(別の労働に転換する)からだ……
子供たちは学校へ行き、妻も仕事に行き、私は家にいる。ランニングをしようかどうか迷って、やめた。明日やろう。
仕事をもりもりと進めるが、ピアノの練習が全然足りてないことが頭にひっかかってはかどらない。仕事の合間に少しずつ弾いたりする。
さあランチタイムだ、といってもさほど時間があるわけではなく、インドカレー屋へ。バターチキンカレーを注文する。どっしりと重たいが、その重たさすら「昼休みのある世界へおかえり」と言ってくれているようでうれしい。
子供たちが帰ってきて、すぐに遊びに行った。半袖で外をぴょんぴょんしている。もうすっかり夏だな、君たちは。
夜、長めのミーティングがあって、あまり期待しないで行ったが結構面白かった。もう少し早い時間にしてくれるとありがたいんだけど。
そのまま妻が焼いてくれた生姜焼きをかきこみ、ピアノへ。案の定練習が足りなくて笑われる。がんばろう……
帰りにバーへ。顔に12枚のチタンプレートが入り、手首まで入れ墨のあるマスターと話す。チタンプレートは4枚は外すが、8枚は入れっぱなしになるんだそうだ。ロボコップかターミネーターみたいだ、と本人談。
高円寺で、路上に飲み屋のテーブルがひろがっているのを規制するため、赤い仕切り棒?が建てられたという話を聞いた。今ではそのうえに板をしいて、飲み屋のテーブルになっているのだという。
良い話だ。人は酒への欲望を前にしてこんな感じの営みを繰り返してきたし、これからも繰り返していくのだろう。