4月6日(水)
始業式の日が訪れた。
1時間やそこらで帰ってくることは知っているが、何をもっていかなきゃいけないのかがよくわからない。上の子のクラスのプリントには書いてあったが、それを下の子に適用してよいのだろうか。
熱を測り、朝食を食わせ、いってらっしゃい。
最初に昨年までのクラスに行き、そのあと新しいクラスに行くのだそうだ。上の子はクラス替えである。どきどき。
8時20分に行って9時過ぎに帰ってくるのだから、帰ってきてもまだ私は仕事を本格的に始めてないことになる。そんなことってあるのか。
珈琲を飲みながら仕事場に座って子供らの帰りを待つ。9時くらいに帰ってきた。
上の子はクラス替えがあって半分くらいが入れ替わったらしい。先生は新任の男の先生で、身長が185㎝くらいあるのだそうだ。
自己紹介のプリントも持ち帰ってきて、アメフトやバスケをやっていたとのこと。スポーツマンか。。。
私が5年6年の頃の担任の先生がいわゆるスポーツマンタイプで、クラスで配られていたプリントが「スクラム」という名前だった。
スクラムから明らかにはみ出て、圧倒的に体育が苦手で勉強ができた私とそりが合うわけもなく、「スクラムかぁ」と冷めた目でプリントを見ていたのを今でも覚えている。
そんな苦々しい思いをよそに、下の子は担任の先生がそのまま持ち上がったとのことでうれしそうである。
ようやく少しずつ暖かさが戻ってきて、子供らもピアノに行ったり、妻も家で働いたりと穏やかな一日だ。
Twitterを見ると「始業式で1時間で帰ってくるなんて聞いてないよ」と嘆く声が響いている。
その辺をちゃんと把握していた我が家は高みの見物をしていたのだが夜になって上の子のプリントを改めて見ていると「雑巾2枚(4月7日まで)」とあって、あわててスーパーに雑巾を買いに行った。
なんらかIT化することでこの辺も解決するような気がするが、IT化したところで私は何かしらを忘れ続けるのだろうなぁ。