4階建ての2階部分

上の子:2013年生まれ 下の子:2015年生まれ

口の中が気持ち悪いという感覚を身につけさせていく

12月21日(火)

子供に歯磨き、あるいは口腔ケアの習慣をつけるにはどうしたらいいのだろうか。

我々大人であれば、ご飯を食べたあと、おやつを食べたあと、なんとなく口の中が気持ち悪くなって水を飲んだりお茶を飲んだりする。この一口の飲み物が口の中の雑菌を洗い流すことは知られている。

子供たちは水やお茶を飲まない。毎朝水筒にお茶をいれてやるが、これ飲んでないでしょ?という量を持ち帰ってくる。夕飯時に出す。

ことあるごとに「お茶を飲みなさい」「水を飲みなさい」と言うが面倒くさがって飲まない。クッキーとか食べてそのまんまなんだよ。むしろすごいな。

妻と話し合って、「口の中が気持ち悪いという感覚を身につけさせていくべきではないか」という結論にいったん、なった。

今日、朝食のニラ玉丼のあとで何も飲まずにぶらぶらしていたので、「ほら、口の中ぬるぬるでしょ。ぬるぬる。さっぱりしたいでしょ」と煽ってみる。そこから歯磨きへの誘導は成功した。

言われるとそういえば気持ち悪い、という感覚をうまく使っていきたい。

私もお昼にカルビ焼肉定食を食べたあと、しっかりと歯を磨いた。


下の子は忘れ物が多い。

昨日は、国語の教科書を音読したきりその辺に置き忘れていった。今日は、持っていく予定だった折り紙の袋を置いていった。

そして帰ってきた下の子は、上着(ダウン)を着ていなかった。どうしたの? 寒くない? あ、忘れてきた。

ダウン忘れてくるって、なかなかなもんやぞ。雨の日に傘を忘れてくるようなものだ。

上の子が帰ってくる時間になっても、なかなか帰ってこない。下の子と心配しあって、近所の公園に見に行った。いない。学校から出てくる子供たちに目を凝らす。いない。うーん、どうしたものかな。

そこで下の子が言った。「もしかしたら別の道から帰ってきてるかも」

おお、確かに。急いで帰ろう。走って家に帰る。

いない。うーん、と頭を悩ませていたら、上の子がお友達と一緒に帰ってきて、パパいる~と泣き崩れた。

ピンポン10回くらい鳴らした。持たせていた鍵も古いドアの鍵だったので開かない。困ってお友達のところに駆け込んでいたのだという。

わー、ごめんごめん!

上の子は自画撮りで「こんなことがあって、泣いちゃった」と動画を撮影して妻に送っていた。


夕食はオーブンで塩サバを焼く。

魚類をオーブンで焼いたときは、そのあとに柑橘の皮を放り込んでおくと臭いをてきめんに吸収する。

みかんを探すが、ない。たっぷりあったはずのみかんはちょうど今朝全部食べてしまったようだ。まじか。

妻が「らでぃっしゅぼーやで届いているかもしれない!」と希望を口にし、箱を開けてみると、確かにみかんがあった。よかった!

サバを焼いた後のオーブンにみかんの皮を突っ込んでおく。旬のサバは脂がたっぷり乗って部屋中が海の香りだ。みかん1個分では匂いが取りきれなかった。どうして魚のにおいって部屋にいると全然気が付かないのに外から入ってくるともう無視しようのないくらいの圧で気づくのだろうか。