10月22日(金)
朝食:ハムチーズトースト、白菜とベーコンのスープ
またも寝坊だ。冷凍庫から食パンを取り出し、ハムとチーズをのせてオーブンに突っ込む。我が家にはトースターがないからオーブンを使うしかない。
オーブンだと水気が飛んでカサカサしたものになってしまい、食べるのに難儀する。ケチャップをぐりぐり塗って食べると多少ましになった。
昼食:玉ねぎのばら天カレーうどん
めちゃめちゃに寒く、温かいラーメンを求めて中華屋に妻と向かうが満席である。うどんにするか。
おすすめメニューに「ばら天カレーうどん」と「カレーうー飯」があり、どちらもとても温まりそうだがそれ以上に謎がある。私はばら天、妻はうー飯にする。
ばら天、というのは玉ねぎをばらばらにして揚げた天ぷら、というところだろうか。かきあげよりも細かく分かれている。そして大きな玉ねぎ1個分くらいある。
うー飯、はカレーうどんの下に固めに炊いたご飯が敷いてあるらしい。混ぜないでください、ご飯がリゾットみたいになるので、と店主が補足した。
どちらもおいしかったし寒い日にうってつけの一杯だったが量はなかなかのものであった。
夕食:白菜と塩こうじ鶏の蒸し物、鳥ハムきゅうりサラダ
妻と子供らがまたホテルごっこをして帰ってきて、リビングは高級レストランということになっているらしい。めちゃくちゃ庶民的メニューなんだけどな。
「前菜は国産のきゅうりと自家製の鳥ハムを厚切りにして和えたサラダでございます」
「メインはまもなく旬を迎える白菜と、同じく国産鶏を塩こうじに漬けたものを少しの日本酒でストウブで蒸したものでございます。自家製のポン酢をたらしてお召し上がりください」
言い方で割とどうにかなるもんだ。
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子供たちが料理を習いたいと言い出した。それもちょっとしたお手伝いではなく、習い事として習いたいのだという。
やる気なのはうれしいがちょっと身構えるな。数日をかけて、少しずつだんだん難しい料理に挑戦するコースのようなものをつくった。
下から順に、簡単なものから難しいものになっている。基礎から少しずつ学べるようになっている。
と思っているが実際どうなんだろうな。やる気次第なところはある。
子供たちも起きるのがだいぶ遅い。7時半すぎからパンをかじり、バタバタと出ていき、そして午後に帰ってきた。下の子はちゃんと手袋を確保してきたようだが、今度はフェルトペンがどこかにいってしまったとのこと。
この人は、いつもなにかしらが失せている。
夜、ピアノを習いに行った。ジャズピアノ教室ではあるが、先生にショパンコンクールについて振ってみたところいろいろ感想を教えてくれた。いまクラシックを勉強中なのだという。
そうだよな、先生クラスになっても勉強することはいくらでもあるよな。長い道のりだこと。