3月12日(金)
少しずつ早起きにシフトしていったほうがいいかな、と思って6時前に起きて読書をする。この感覚久しぶりだな。昨年の頭までは毎日すごく早く起きていたのに。
あれから「コロナだし春だからいいや」と早起きをやめて、そして一年経つ。
コロナも春も早起きをやめる理由にはならん。しかし精神的なゆとりがなかったのも事実。
子供らが起きてきて、テレビを見終わるのにあわせてサトウのごはんを温め、半分ずつ減らして大人の皿に盛りつける。空いた半分に野菜炒めを詰めて子供の朝食とする。
7時15分にテレビを見終わって朝食、というリズムで動いているはずだ。しかしいつも15分ちょうどには、子供が言うところの「ごはんができてない」、つまりテーブルに皿と茶碗と箸がそろっている状態じゃないことを理由にそのあとぐだぐだと本を読み朝食が25分とか30分になる。
それが腹立たしいので15分ちょうどにぴしっとサトウのごはんと野菜炒めがそろった状態を作って子供を迎えることにする。
15分にテレビは終わる。しかし子供は髪の毛を結んだりしてなかなか卓につかない。せっかくのサトウのごはん弁当も冷めていく。
しかも下の子が何かが気に食わなくて延々と泣き続け、全員が箸をとったのは7時半であった。15分間、いったい誰が何をしていたのだろう。
大人だけと暮らしていた時の、それなりにそろった礼儀で、予想外のこともおこらず食べる、というのがいかにすごいことか。
上の子が学校に行き、下の子を保育園に送っていく。歩いていくつもりで家を出たが、どうしても自転車がいいと言い張って仕方なく自転車を出す。
帰ってきて仕事。部下と合羽橋の話題で盛り上がる。行ってないな、最近。
朝から12時すぎまで打ち合わせが詰まっており、妻が打ち合わせをする私を後目に家を出たところでこちらの打ち合わせが終わり、家をとびだして妻を呼び止めた。おい!
あ、ドラマだ!!
午後も仕事をして、本当は私が保育園に迎えに行くつもりだったが妻がどうしても行きたいとゆずらず、妻に行ってもらった。もう保育園に行ける回数も限られている。とりあいになっている。
オーブンでカレイを焼く。オーブンの魚臭さをとる小技として、かんきつ類の皮をオーブンで焼くというのをいつか発見し、それをやってみると本当にてきめんににおいが消える。この手の裏技は人生の前半に知っておいて本当に良かった。
ふたたびサトウのごはん弁当をつくって魚を食わせる。
子供たちは風呂に入らず、しかしだらだらと8時半まで過ごして寝た。私も迷った末に風呂に入らず寝た。久しぶりに朝風呂をやって、どんな日になるかを試してみたいと思った。